わかれの日々
「頼む、、別れてくれ」
昼下がりの、オフィス街。。
太陽の日差しは私と、彼女の間に熱いカーテンを降ろしていった。。
彼女は、無表情でハンドバックを両手で持ち 遠くのビルを見つめていた
私は、ズボンのポケットに手を入れたり出したりして、彼女の反応を待っていた。。
突然なのは解っている、、しかし、、
何故、返事をしてくれないのか、、私は胸ポケットから1本のタバコを取りだしゆっくりと火をつけた。。
「君との出合は、一瞬だった。。僕は君を愛している、、でももう時間がないのだ」
人の目も気になり、声には出せなかったが、、私の顔はこわばってきた。
思い起こせば14秒前、、交差点で信号待ちをしていた彼女に私は「この人だ!!」
、ト、、思いが募ってきた。。
しかし、、破局は必ず来るもの、、それが私の哲学である
いくら私が、彼女を愛しても、愛には限界がある、、それが私の結論である
そうこうするうち、信号は青に変わり彼女は何も言わず雑踏の中へ消えていきました
「フーー今日はこれで ++インクリメント回目の別れか 、、」
私はそう つぶやきながら 次の信号待ちしている美人タイプの女性の横へ向かうのであった。。
(アベックでも可)
最初へ戻る。。。
信号の待ち時間が短すぎるト思うのは私だけでしょうか、、
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?