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泥団子

1.まずドロドロになった土を、手で丹念に丸める。
   この時 なるべく小さくしておくのが、後々よい
 2.乾燥したさらさらの泥状の泥? をピラミッド型又は山型に盛り上げる
 3.1で作成した丸団子を2の山に、そっとのせてさらさらの泥を上にも振り掛ける
 4.水分を含んでいた丸団子が、さらさらのドロに浸透して丸団子の回りに新たな泥が、ついてくる
 5.時間を見計らい、さらさら山ヲ丁寧ニ崩す
 6.一皮ついた丸団子を、傷がつかないように取りだす
   あまり力を入れないように、ソット握りながら整える
 7.丸団子を、ソット水に付ける(あまりつけると崩れてしまうので注意)
 8.’2’に戻り、夕食の時間になるまでひたすら繰り返す。。

泥団子は、何回もくりかえすと木の年輪のように泥輪が出来上り、如何に努力したかは
団子を崩してみないと分らない

小さい頃は、この泥団子を作って皆で競っていたものである。。
うまく、丹念に作った子供は「泥団子作りの名人」として 後々尊敬されたものである。
 〈〈〈泥団子の重要性〉〉〉
一見、無意味なようであるが、根気・努力・繊細性 そして重要な事は、努力したにもかかわらず、一夜でまた新たに作らなければならないト言う義務感が養われる
作っては壊し、作っては壊し・・それは終わりのない努力である

努力をしても、努力をしても報われない。。
泥団子を保存するのは、大変に難しい。。乾燥させるとヒビが入るし、湿ったところだとカビができる。
泥団子・・・それはロマンであるに違いない。 今から思うと何故、泥団子の作りかた或いは、泥団子のすすめ が教科書にのせなかったのか不思議である。


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