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おひめさまごっこ

どうも昨日書こうと思ってた、おうちの話に気分が乗らない。
推敲してnote書くのは好きじゃないみたい。

かわりにおひめさまごっこのお話。

実家のアルバムを開くと、マントを着た妹と、母親のスカートをはいた私の2ショットがある。

今となっては写真以上の記憶は全くないのだけど、当時の私はそれはジャイアンのような姉で、妹を恐怖政治ばりにかしずかせていた。

おひめさまごっこでも同様で、私はいつもおひめさま。妹はおうじさま役でマントを着させられていた。
(妹よ、ごめんよ。見た目は妹の方がずっと女の子らしいのに) 

…時は経ち、娘もちょうど今、プリンセスごっこに夢中になっている。
私のワンピースをダブダブにしながら着てみたり、髪を三つ編みにするように要求して、わざわざ鏡で後ろがどうなってるかチェックしたり、キメ顔作って微笑んでみたり。

香水もお化粧もやりたがるし、貸してあげるとご満悦。

自分に見惚れる姿に、母は微笑ましくて幸せな気持ちをもらっている。

まだ誰かと自分を比べて落ち込んだりすることを知らない娘。
いつか私や夫がおひめさまって呼んだって、そんなのは本当じゃない、慰めでしかないって思う日が来るのかもしれない。

でも、私からしたら、ずーっと私の大事なおひめさまだから、そのこと忘れないでいて欲しいな。

…私は残念ながら夫のおひめさまからは脱落しちゃってるけどね。
(夫はまだ私のおうじさまだ。娘と、私のおうじさま!と日々取り合っている)

ひめとおうじと暮らしてる私、実はとっても幸せなのかも。 

おやすみなさい。

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