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ロッタのおはなし vol.6「lottaのこと」


「ロッタがはじまる前のお話」

神戸栄町で「北欧雑貨と暮らしの道具lotta」というお店をopenさせて頂いてから、今年で7年目。

2020.4.7より新型コロナウィルスの影響で営業自粛をさせて頂いてるのですが、こんなに長く店舗を閉めているのは初めての経験です。
とても寂しいですが、今の選択が未来の笑顔に繋がると信じ、今できることをできる限り頑張っています。

今回はロッタがはじまる前のお話をさせて頂きたいと思います。
自分たちにとって、本当に貴重で大切な2週間の期間限定shopの時のお話です。

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もともとロッタはオンラインショップとして2010年11月に誕生しました。当初は北欧ヴィンテージ食器/日本の作家さんのうつわの他に、子供服なども扱わせていただいていました。 

ウェブ、ホームページ、デザインなどの経験もなく独学でウェブ構築を学び手探りでオンラインショップを作り、荒削りなままオープンしました💦正直なところ品揃えや方向性なども不十分で定まっていなかったように思います。

インターネットの広い世界
その中の山奥にオープンしたロッタ。
細々とひっそりと営んでいました。

それから一年が過ぎ、2012年の12月に栄町ビルディングで期間限定shopをopenさせて頂くことが出来ました。

当初からlotta実店舗を持ちたいという強い思いがありました。
自分たちのお店がカタチとなったらどんな空間になるんだろう。
お客様はどう感じてくれるのだろう。

2週間という短い期間とはいえ、妥協することなく全力で挑戦したい‼︎
ご来店頂いたお客様に楽しんで頂きたい‼︎
そして、自分たちも楽しい2週間にしたい‼︎
そんな熱い思いを込めて、このプロジェクトはスタートしました。

「はじめにDM撮影。」

モデルのユキエちゃんの協力のもと、一枚の写真からクリスマスのワクワクと、lottaというお店の雰囲気を感じ取って頂けるように、、試行錯誤して作り上げました。
3人で色々と考えて撮影して、自分たちに出来る最大限のことを1枚の写真に集約することができました。
この時の写真は今も大切な大切な1枚です。

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「その次は商品セレクト。」

当時、lottaはオンラインのみのお店だったので、店舗に並べるには在庫が少な過ぎました。
なので、大慌てで色んな作家さんにお願いしたり、北欧の友人知人にお願いして色々と送ってもらったり、夜な夜な値付けしたり、同時進行で看板を作ったり、、、
小鹿田焼きのお取り扱いをスタートさせて頂いたのもこの時でした。
短時間でお店を仕上げるのは想像以上に大変で、夜中まで作業する日が続き体力的に辛い日もありましたが、この経験は後々色々と役に立っているので、苦労して良かったと思っています。

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**「準備完了」 **

バタバタと準備期間を経て、陳列する棚は丹波の作家さんに貸していただき、前日に車で2往復して荷物を運び、棚や机の組み立て、間に合ってなかった値付けは駆けつけてくれた友達が手伝ってくれました。
沢山の方の支えと協力があり、なんとか無事にopenの日を迎えることができました。

お客様は来てくれるのだろうか。。
楽しくお買い物してくださるのだろうか。。
誰も来なかったらどうしよう。。

そんな不安な気持ちと、

どんなお客様が来てくださるんだろう。
どんなお話が出来るんだろう。
どんな出会いがあるんだろう。

そんな楽しい気持ち。

不安と期待が入り混じった気持ちで始まった2週間。

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「いざopen」

本当に有難いことに沢山のお客様やお友達が来てくださいました。
お店を気に入ってくださり、期間中に何度も来てくださった方。

出会って間もないにも関わらず最終日に応援メールをくださった方。

営業時間より前にご来店くださり、私たちが来るのを待っていてくださった方もいらっしゃいました。

神戸だけじゃなく、大阪のお友達もたくさん来てくれて、みんな色んなカタチで力を貸してくれて、たくさんたくさん応援してくれました。

お客様もお友達もlottaを楽しんでくれました。

そのことが何よりも嬉しいことでした。

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**「忘れることのできない貴重な2週間」 **

お店は出会いの場所です。
私たちはモノとヒトの出会いはもちろんのこと、ヒトとヒトの出会いもとても大切に思っています。
この2週間で得た出会いと経験と感謝は自分たちにとって、かけがえのないものになりました。

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期間限定SHOPの経験がなかったら実店舗OPENは出来ていなかったと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました☺︎
ロッタがはじまる前のお話でした。

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