【2020年版】LCK解説でおなじみCloudTemplar氏含む4名による、LCK全10チームの新体制評価【要点まとめ】

※この記事は、2020年2月を以て閉鎖した個人ブログ『LoL観戦をより深く楽しむべし。-LoL情報ブログ-』に投稿していた記事のアーカイブです。再投稿するにあたって、noteの形式にそぐうように文章や表を削除していますので、あらかじめご了承ください。

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こんにちは。
KeSPA Cup 2019開催を数日後に控えたこの時期、今年もCloudTemplar氏のYoutubeチャンネルに、『LCKのオフシーズンの動きや各チームの新体制について点数付けをする』企画配信のアーカイブが投稿されていたので、今年も要点をまとめながら翻訳してみました。
※昨年行われた同様の企画を翻訳した記事はこちら:
【2019年版】LCK解説でおなじみCloudTemplar氏含む5名による、LCK全10チームの新体制評価【要点まとめ】

はじめに

動画の内容に入る前に、点数付けをする際のルールや登場人物・注意点について簡単に説明します。

■点数付けのルール
・1~10までの点数を用いる
・同じ点数を使っていいのはそれぞれ2回まで
※それぞれが評価を述べたあと、CloudTemplarが評価を一言コメントにまとめる

■登場人物
CloudTemplar(イ・ヒョヌ):元LoLプロ。現LCK解説で日本の文化にも明るい
WhyManMC(チャン・ミンチョル):元StarCraft2プロ。LCKチームのコーチや解説を経て現在はGENアカデミーの講師として活動
Canata(コ・インギュ):元StarCraft1・2プロ。現在はLoLやShadowverse・Arena of Valorの解説やストリーマーとして活動
DanKuN(キム・ウィジュン):LCK・CKキャスター、インタビュアーなどを歴任。みんなの兄貴分

■注意点
・各チームについて4人が順に話していくため、後にしゃべる人ほど話す内容が被りがちです。そういう箇所はバッサリ省略しているのでご了承ください。
・所属選手表(12/12時点)の赤文字は新加入選手です。
・動画内の出演者たちは12/10 23時時点での所属選手表を見ながらしゃべっているので、本記事内の表とは齟齬が生まれている場合もあります。

APK Prince(2.5点)

TOP ikssu
JG Flawless・Kuma
MID Cover・HaeSeong
BOT Trigger・HyBriD
SUP Secert・Mia
Coach CooN・Winged

■CloudTemplar:3
・正統派なスタイルを目指した結果、LCK最下位圏に沈んだこれまでの弱小チームたちと比べて、少なくとも”自由奔放なスタイル”という点においては飛びぬけている
・ikkusuをはじめCoverやTriggerらは一味違う選手なので、ポケットピックを使って番狂わせも起こすだろうし、白星もある程度稼ぐだろう
・一言まとめ『(弱い)とはいえ奮闘しそう』

■WhyManMC:3
・CloudTemplarにほとんど同意だけど、チームの中心選手だったKaKAOについて言及し忘れてる
・離脱したKaKAOの穴を埋められそうなFA選手がいないのが懸念材料
・一言まとめ『中心選手KaKAO不在』

■Canata:2
・8シーズン目の挑戦にしてやっと昇格したチームだけど、TOP-JGへの依存度が高いチームだった。ikkusuとKaKAOが全部ゲームメイクして、MIDは存在感が薄いチームだったのにKaKAOが抜けた。とても物足りない印象
・少なくともKaKAOクラスの選手が加入してこそ、LCKでも一泡吹かせることができるだろうに、現状のラインナップでは難しい
・一言まとめ『中心選手がいない』

■DanKuN:2
・前の3人に同意
・Secretは経験豊富なベテラン選手ではあるけど他チームの選手に比べると存在感が薄いし、TriggerやCoverもCKだからこそ目立っていただけで安定感に欠ける
・昇格までの道のりを見てもチームとして安定感がなく、武器である奇抜な戦略がLCKでも通用するのか疑問
・一言まとめ『同意します。』

Hanwha Life Esports(6点)

TOP CuVee
JG Haru
MID Tempt・Lava(BOTへの転向が噂されている)
BOT Zenit
SUP Lehends・Vsta
Coach Kezman・NoFe・Sake

■Canata:7
・CuVeeは段々パフォーマンスが落ちている印象。HaruはT1でClidとのスタメン競争に敗れ、試合勘が鈍っている状態ではあるけど、現在の攻撃的なメタでGEN所属時のようなプレイを見せられれば十分。
・Temptは2019 SummerシーズンのMIDレーナ―中DPS1位であり、ファーストブラッド率が高く被ファーストブラッド率が低い良い選手。
・加えて、現在のLCK最高SUPであるLehendsが加入。彼の加入前は「また好成績をあげられないのでは?」「コーチ陣の加入に資金をたくさん使ってしまったのでは?」と言われていたけど、Lehendsのおかげで期待できる
・一言まとめ『めちゃヤバ。Lehends GOOD』

■WhyManMC:6
・豪華なコーチ陣に加えて、経験豊富なCuVee、実戦から離れて試合勘が鈍ったHaru、レーン戦に特化したTempt、もしBOTに転向するとしたら全く未知数なLavaとKTでは残念なパフォーマンスだったZenit。でもそこにLehendsが加わった
・燻っている若手選手たちと最上級の評価を受けているSUPとのシナジーがどうなるか、トップクラスのコーチ陣が若手選手たちのポテンシャルをどこまで引き出せるかが大事
・ポテンシャルは考慮せず現在の実力だけを評価して6点。というよりLehendsだけで6点。
コーラーであるLehendsや優れたコーチ陣が、スタッツやレーン戦だけなら悪くない若手選手たちのポテンシャルを引き出して6点以上のチームになる可能性もある
・一言まとめ『”中古”新人たちとLehends』

■CloudTemplar:6
・全盛期の選手が少なく諸々の不安があるけど、Lehendsのおかげで6点。
・HLEはLehendsにたくさん投資したのでは?
・一言まとめ『ただただLehends』

■DanKuN:5
・Temptは長くプロ活動をしていながらもいつも物足りない選手だったけど、今回(どちらももLPLでの活動歴がある)Kezman&NoFeコーチと出会ったことで開花するのでは?と、個人的に注目している
・プロモーション行ったチームにしては5点は高い方
・一言まとめ『Tempt+Kezman&NoFe=?』

KT Rolster(5.75点)

TOP Ray・SoHwan
JG bonO・Malrang
MID Kuro
BOT Aiming
SUP TusiN
Coach Hirai・supreme・Acorn・Mental

■WhyManMC:6
・選手加入のニュースが遅かったせいで不安だったけど、このラインナップならKTファンも納得できるだろう
・RayとSoHwanはどちらも飛びぬけた選手ではないが、特にSoHwanはレーン戦が強くチャンピオンプールが広い。
・bonOとMalrangの二人は下位チームにいながら好パフォーマンスを見せていた。相対的に優秀なレーナーたちと一緒にプレイした時どれだけポテンシャルを発揮できるのか
・KuroはFakerのライバルでもあった一世を風靡した選手で、LPLでも活躍していた
・Aiming・TusiNは2018シーズンのAF以来の再会で、当時は攻撃的な良いデュオだった
・更に高得点の要因として、元KZ(現DRX)のコーチ陣が丸ごと移籍してきたこと。元KZのコーチ陣は、弱いTOPレーナーだとしても広いチャンピオンプールを活かしたカウンターチャンプをピックをしてあげて耐えさせることが得意。相対的にTOPが弱くても、その分他レーンが頑張ってくれれば試合を進める上で大きな障害はない
・一言まとめ『TOPはあまり関係なし。Kuroを信じて』

■CloudTemplar:7
・発表が遅かったにしてはバランスが良いけど、”ほとんど削られて切っている宝くじ”という印象。いきなりポテンシャルが覚醒するとは思えない
・元KZのコーチ陣を含むシナジーが上手くいけば無難に好成績を残すだろうけど、最上位は難しいだろう
・一言まとめ『全体的にとても無難』

■Canata:6
・これまでLCSやLPLで活動してきて(2019 Summerはプロ休止)オーンやシェンなどを好むRayが、初出場となるLCKにどれだけ適応できるか個人的に気になる
・TOP-JGはスタメン競争が熾烈。一時期GENがAmbition&Crown・Haru&Flyのセットで選手起用してシナジーを高めていたように、柔軟な起用に期待
・Kuro・Aiming・TusiNはAFが一番好成績を収めたシーズン(2018 Spring)に一緒にプレイしていた
・一言まとめ『全体的にNotBad』

■DanKuN:4
・TOPはRayがスタメン濃厚だと思う。SoHwanはイメージほど攻撃的じゃない上に、広いと言われているチャンピオンプールも浅い
・JGの二人も下位チームで活躍していたとはいえ、元々下位チームは一人二人の活躍が目立つもの
・Aimingは間違いなく上手いが、TusiNはムラがある
・全体的に去年よりはマシになったけど、TOPサイドが残念
・一言まとめ『去年よりは良くなった』

DragonX(8点)

TOP Doran
JG Pyosik
MID Chovy
BOT Deft
SUP Keria
Coach cvMax・Bubbling

■CloudTemplar:8
・「俺はチームを評価する上でフィーリングを大事にする」
・MID-BOTはとても上手くて残りの3人が未知数
・アマチュアを見ていてちびりそうになることが時々あるけど、Pyosikにはめちゃくちゃちびらされた
・「JGがより難しいロールになったとはいえ依然としてフィジカルは大事で、Pyosikが大成する可能性は高いと思う。するとMID-JGが強くなって、DeftとKeriaが上手く噛み合って、何とかDoranが持ちこたえて、cvMaxが色んなを問題を通じて歯を食いしばって仕事に臨む…色んなシナジーが良い方向に噛み合うとしたら8点」
・一言まとめ『可能性の獣』

■Canata:6
・MID-BOTは言うまでもなく完璧な選手だけど、他の選手たちに経験値を与える時間は必要
・前回cvMaxがGRFを率いていた時(CKからスタート)とは違い、今回はいきなりLCKからスタートすることになるから、Round1は苦戦すると思う。ただRound2から諸々が噛み合い始めたら上昇気流に乗る可能性もある
・一言まとめ『最初はちょっと…でも後半は…』

■WhyManMC:7
・MID-BOTの二人だけでも5点付けられる
・「つい先日アマチュア大会でPyosikの試合を解説したし直接話もしたけど、いくつか気になるプレイがあって理由を聞いて見たら、全部僕が考える正解と同じ答えをしていた。僕もコーチをしていたことがあるから、彼がソロQプレイヤーでありながらチームゲームの何たるかを知っている稀有な選手なんだな、と感じた」
・Doranは既にある程度経験値を積んでいる上に、引き続きcvMaxの元でプレイするということはポテンシャルを高く見積もっても問題ない
・「Keriaは3年前からチャンレンジャーでプロになる準備をしていた。僕がKDMのコーチだった時に彼のトライアウトをしたけど、3年待たなくちゃいけなかったから選ばなかった。ある意味、武術をマスターした人間が更に3年間山籠もりしてたようなもの。とても脅威的な上にパートナーはDeft」
・”生まれたての仔犬は虎を恐れることすら知らない”ということわざがある通り、若い新人選手たちが恐れ知らずなのがこのチームの長所。仔犬たちが虎を相手にどれだけ素晴らしいプレイを見せるか期待を込めて7点
・一言まとめ『ガキどもの反乱』

■DanKuN:7
・MID-BOTは言うまでもなく、Doranもサブとして経験を積んで上手くやれるだろうと思うから、問題は若いPyosikとKeria。特にPyosikは3軍からコールアップされた選手だけど、他に目ぼしい選手がいなくて消去法的に選ばれた訳ではないと思う
・cvMaxの監督としての力量も評価してる
・一言まとめ『cvMaxを信じる』

Gen.G(9.75点)

TOP Rascal
JG Clid
MID Bdd
BOT Ruler
SUP Life・Kellin
Coach Edger・oDin・TrAce

■Canata:10
・Clid-Bddは僕の考える最高のMID-JG
・Rascalは今年たくさん経験を積んだし、安定感がある上にチャンピオンプールも広い
・一言まとめ『期待してるぞ』

■CloudTemplar:9
・今年のストーブリーグで一番の勝ち組
・昨シーズンとの比較をするなら、TOP(CuVee⇒Rascal)は大きく変わらずBOTもそのまま。MID-JGの変更が大事
・これまでGENがBOTキャリーに執着していたのはTOPサイドのレーン戦が弱かったから。もしMID-JGがしっかり支えてくれるなら、Rulerがキャリーしなくても良くなってプレイの幅が広がるし柔軟性が増す
・一言まとめ『一番の勝ち組?』

■DanKuN:10
・一早く優秀な選手を揃えたストーブリーグの勝ち組という意見に同意
・今年SKTを優勝に導いた立役者であるClidに加えてBddまで。個人的にRascalも伸びしろがある選手だと思ってる
・10点をどのチームに付けるかと言ったら、GEN以外にはいない
・一言まとめ『同意します』⇒『同意します(歴代トップクラス)』
※CloudTemplarの適当一言まとめについて①
WhyManMC「DanKuNの話を一言も聞かずに『同意します』でまとめるって(笑)」
一同「www」
Excelをいじりながら流し聞きしていたCloudTemplar「いやちゃんと聞いてたよ!(笑) ポジティブな話だったり歴代トップクラスだのなんだの全部聞いてたよ!」
DanKuN「聞かなくても大丈夫だよ」

■WhyManMC:10
・既に触れられたようにMID-JGについては言うまでもないし、これまでの弱みだった序盤のレーン戦のパワーを補ってくれる
・彼らの存在はコーチ陣にも好影響を与える。素晴らしいコーチ陣がどんな活躍を見せるか期待
・微妙だという評価のTOPについても、もし今のプレシーズンパッチのような方向性でメタが進むなら、TOPレーナーはレーン戦強い必要もなければ、後半キャリーする必要もない。オーン/モルデカイザー/ブラッドミアのような味方にキャリーしてもらう”バス乗り型”チャンプが主流で、Rascalはそういうチャンプの扱いがとてつもなく上手い
・一言まとめ『TOPはバスに乗る』
※CloudTemplarの適当一言まとめについて②
Canata「CloudTemplarのまとめめっちゃ上手いね~」
CloudTemplar「www これで合ってない?間違ってたら変えて(笑)」
WhyManMC「今シーズンに限って言えば合ってる。オーン/モルデカイザー/ブラッドミアの3つが使えれば上位クラスのTOPレーナー」
CloudTemplar「3つともバンされたら?(笑)」
WhyManMC「バンされたらお互い他のチャンプを分け合わなくちゃいけないよね?(デクレッシェンド)」
CloudTemplar「急に声が小さくなったけど?(笑)」
WhyManMC「3つともバンは思いつかなかった…(笑)」

Afreeca Freecs(5点)

TOP Kiin・Brook
JG Dread・Spirit
MID Fly・SSUN
BOT Mystic・Ssol
SUP Senan
Coach iloveoov・viNylCat・ActScene

■WhyManMC:5
・実力だけでなくイケメンさで注目を集めているチームでもある
・TOP-JGはキープ、FlyとMysticが加入したけど、正直全体的な評価としては昨シーズンよりもポテンシャルやレーン戦の強さが大きくダウン
・ダウングレードしたMID-BOTがどれだけ活躍できるか未知数だし、前コーチNoFeのスタイルが浸透しつつあったTOP-JGがどれだけ新コーチに馴染めるかも重要。難題が山積み
・一言まとめ『課題が多い』

■Canata:5
・昨シーズンの、血気盛んな新人選手が多く接戦ばかりだったスタイルから脱却しようと、経験豊富なFlyとMysticを連れてきた
・Flyは2019 Summerにおいて被ファーストブラッド率がMIDレーナ―中一番高い選手で不安定。ADチャンプを使わずAPチャンプに固執するスタイルではただでさえ弱いレーン戦が更に厳しくなる
・Mysticは良い選手だけど、2018年以降はチームの成績が良くなかったのでLCKでどれだけ活躍するかは気になるところ
・中心選手であるKiinも2019 SpringからSummerに掛けて鳴りを潜めていて、良くも悪くも他の選手主体のプレイが多かった。Kiinが2019 Springの時のようなぶっ飛んだパフォーマンスを見せてこそ勝ち上がれる
・一言まとめ『やっぱり課題が多い』

■CloudTemplar:5
・Mysticはチームの成績の割にはLPL内で評価が高い選手でLPL All-Pro Teamにも選出(Spring:1st team/Summer:3rd team)されていた。LCKでいうRulerのような印象
・とはいえUcal-AimingからFly-Mysticではどう見てもアップグレードではない
・昨シーズンのAFはNoFeコーチを中心としたワイルドで独特なスタイルだったのが、もしかしたら既存のGENのようなスタイルに変わるかもしれない
・一言まとめ『や~っぱり課題が多い』

■DanKuN:5
・前の3人の話を聞いて(全く同じ意見すぎて)鳥肌が立った
・他の4人は上手いけど、LoLにおいて重要なMIDがあまりにも弱い
・Flyは特色がある選手だと思うけど、個人的にMIDレーナ―は特色があってはいけないと思う。状況に合わせて色んなスタイルを駆使する必要がある
・一言まとめ『同意、鳥肌、MID』

SANDBOX Gaming(6.25点)

TOP Summit
JG OnFleek・Punch
MID Dove・FATE
BOT Route・Leo
SUP Joker・GorillA
Coach Laden・Coco・FanTaSy・Morning

■CloudTemplar:6
・去年同じ企画でSB(当時BtC)のことを酷評した後、彼らが躍進する事態もあったけど、根本的に俺をちびらせるようなチームではない
・TOPサイドは据え置きで、新加入のGorillAもJokerと似たイメージ。
・「もっと衝撃を与えてくれたら嬉しい。俺をもっと刺激してくれ!」
・一言まとめ『俺をもっと刺激してくれ』

■Canata:7
・SBが強い時はTOPサイドが上手くプレイしている時だけど、より経験豊富な相手には経験不足を露呈する場面もあった。2018シーズンのKZや2019シーズンのMSFでパフォーマンスが良くなかったGorillAを加えたのはそれを補うため
・昨年のGhostみたいに不安視されていた中、それをはね返すような活躍を見せる例もあるからまだ様子見が必要
・一言まとめ『もう少し様子見、GorillAを信じて』

■WhyManMC:8
・BOTの二人とGorillAを加入させたのは、いつも”クッパ”(※)のように安定感があるTOP-JG-MIDにピッタリ合う”おかず”を探すためだと思う
※クッパ(スープにご飯をぶち込んだ韓国料理、スープやトッピング次第で多くのバリエーションがある)が安くて美味しいコスパに優れた定番料理であることに由来する例え
・BOTレーンはスタメンを固定せず色んな組み合わせを試して、TOPサイドと合わせた”クッパセット”を完成させたいのだろう
・一言まとめ『クッパにはキムチ?カクテキ?』

■DanKuN:4
・CloudTemplarと同意見で、CKから昇格してきたチームにしては上出来だったけど物足りない
・キレイに勝ち切る試合よりも、苦戦しながらも時間を引き延ばして勝つ試合の方が多かった
・Ghost⇒Routeは大きなアップグレードではないし、GorillAにはゲーム外での貢献を期待してるはず。昨シーズンよりも苦しいシーズンになると予想
・一言まとめ『同意、苦戦、薄味、危機』

DAMWON Gaming(8.5点)

TOP Nuguri
JG Canyon
MID ShowMaker
BOT Nuclear
SUP BeryL・Hoit
Coach Micro・Travel・Zefa

■DanKuN:8
・メンバー変更がないので、チームの変更点について話すことがない
・大きく変更があった他チームと比較すると、むしろDWGのように変更がなかったチームの方がシーズン序盤は連勝を重ねる可能性が高い
・一言まとめ『話すことがない』
※CloudTemplarの適当一言まとめについて③
DanKuN「『話すことがない』んじゃなくて、変更がないんだから話すことがないじゃん」
CloudTemplar「それ『話すことがない』って言うんじゃないの?(笑)」
・話し忘れたけど、NuclearはとてもDWGに合っているBOTレーナーで、彼よりも更にアップグレードするのは難しい。実力よりも低評価されていると思う
・一言まとめ『話すことがない』⇒『DWGにとってNuclearはフルアップグレードした状態』

■WhyManMC:9
・2019 Summerの上位4チームがなぜ強かったかというと、TOP-JG-MIDの3人の安定感があったから
・DWGもSBと同じくTOPサイドのメンバーに変更がなかったから、高得点が前提
・唯一変更があったZefaコーチについては、一緒に仕事した時に「BOTレーナー出身なだけあってBOTレーンへの理解度が高く、それをコーチングする能力に秀でている」と感じた。彼の影響でNuclear/BeryL/Hoitがレベルアップする可能性が高くなった。チームスタイルについても、冷静且つ力強いZefaコーチがしっかりまとめれば昨シーズンよりも強くなると思う
・一言まとめ『Zefaは冷静且つ力強い』

■CloudTemplar:8
・本来WCSに出場したチーム(好成績を収めたチーム)が、メンバーをキープすること自体が難しいこと。DWGはメンバー変更がなかった時点で大成功
・経験不足だったチームが同じメンバーでプレイし続けることによって、どんどんポテンシャルが溢れていく段階
・一言まとめ『俺をちびらせる』

■Canata:9
・ZefaコーチはKDM時代を除くと、2018AF・2019SKTと経験豊富なベテラン選手たちを指導していた。DWGでは比較的経験が少ない選手たちを指導することになるので、これまでとは違ったシナジーを生むだろう
・シーズン序盤は十中八九連勝するだろうから、9点を付けても遜色ないチーム
・一言まとめ『弱点がない』

Griffin(5.75点)

TOP Sword・Untara
JG Tarzan
MID Rather・Naehyun
BOT Viper
SUP Kabbie
Coach H-Dragon・Chaos

■DanKuN:6
・エース級の活躍をしていたMID-SUPが離脱したのでダウングレード
・Tarzan・Viperが残っているとはいえ苦戦するだろう
・GRFは監督の影響が大きかったチーム。cvMax⇒H-Dragonになってどんなシナジーが生まれるか分からない
・Tarzan・Viperの残留と、昨シーズン期待を上回るプレイを見せたNaehyunの加入をふまえて6点
・GRF周辺の状況が複雑な中、経験豊富なH-Dragon監督が選手たちを守って、率いてくれると思う。個人的に好きな監督
・一言まとめ『分からん。H-Dragon様』⇒『ダウングレード But H-Dragon!』
※CloudTemplarの適当一言まとめについて④
DanKuN「『分からん』は修正お願いします」
CloudTemplar「『分からん』って言ってたじゃん(笑)」
DanKuN「『分からん』じゃなくて『ダウングレード』…いや『分からん』でもいいや俺は関係ないし…」

■WhyManMC:7
・発足初期(Chovy加入前)のGRFからSUPだけ変えたようなもの
・一番重要なのはTarzanとViperがどれだけ活躍してくれるか
・メンタル面が大事なeスポーツにおいて、H-Dragon監督がしっかり選手たちの面倒を見てくれるだろう
・Lehendsほどのパフォーマンスは発揮できないだろうけど、Kabbieもかなりの有望株
・一言まとめ『Kabbie上手い』

■Canata:5
・Untaraは2019 Springはプロ活動を休止してSummerはトルコのFenerbahçeで活動。更に遡ると2018シーズンはThalとのスタメン競争で押されていたのであまり期待は出来ない。Swordも直近のソロランクやWCSでのパフォーマンスが良くなかったので、依然TOPは不安要素
・RatherはLMSのFlash Wolvesでプレイしていたけど、Summerのチーム成績が悲惨だったので評価しづらい。Naehyunはレーン戦が強い選手ではなく、期待を上回るプレイを見せたけどキャリーした訳ではない。安定感だけがある選手
・Kabbieも有望株とはいえ、まだ実戦で実力を証明した訳ではないので不安
・一言まとめ『かなり不安』

■CloudTemplar:5
・ダウングレードという意見に同意
・元々GRFといえば”レギュラーシーズンに強い”=”基本がしっかりしている”という印象だった。クッパのように安定感のあるレーン戦から有利を築いて、その過程でTarzanが旨味たっぷりのキムチのような役割を務める…そんな印象だったのに、メンバー変更を経てレーン戦の安定感自体が未知数になった。どのレーンから壊れてもおかしくない状態で果たしてTarzanやViperが活躍できるのか?
・一言まとめ『かな~り不安』

T1(7.5点)

TOP Roach・Canna
JG Cuzz・Ellim
MID Faker・Gori
BOT Teddy・Gumayushi
SUP Effort・Kuri
Coach Kim・Comet・Moment

■Canata:9
・シーズン9のソロランクを1位で終えたCuzzはもちろん良い選手だけど、それでもClidには劣ると思う
・EffortはWCSで残念なパフォーマンスを見せていたけど、経験を積むことができたので来シーズンに期待できる
・不安なのはTOPとRoach。GENではMIDとして出場したりもしたけど、どちらにせよスタメン競争には押され気味だった。ただKim監督が加入してからRoachをピックしたという点においては期待できる
・WCSでは目標を達成できなかったとはいえ、Faker-Teddyのラインナップは強力
・一言まとめ『ああだこうだ…But 強い!』

■CloudTemplar:7
・新シーズンのT1の方向性は”新たな挑戦”だと思う。選手・コーチ含め、新しいチームになったのかと思うほどメンバーが変わった
・現実的にアップグレードしたとは言えない。新たな挑戦という考えで長い目で見てるはず
・T1が培ってきた、勝つためのシステム・好成績をあげるためのメカニズムを基盤に勝つ可能性はある
・一言まとめ『新たな挑戦』

■WhyManMC:8
・CuzzがClidと比べて大きく劣るとは思わないし、MID-BOT-SUPは引き続き既存の選手である中、TOPは間違いなくダウングレード。とはいえTOP以外はそこまで変わらない
・T1の一番の課題は、長らくkkOma監督と共に活動してきたFakerが、Kim監督や他のコーチたちとどのようなシナジーを生み出すか
・一言まとめ『Faker+Kim監督=?』

■DanKuN:6
・T1の象徴だったkkOma監督から名将Kim監督への変更がどのような影響を及ぼすかは不明
・ClidとKhanがチームを離脱した瞬間から、他の誰が加入しても彼らの穴を埋めることはできなかった
・結果的にTOPサイドがあまりにも弱くなったが、昨シーズンの優勝チームであることは確か
・一言まとめ『よく分からん。』⇒『明らかにTOPサイドが…But!!』
※CloudTemplarの適当一言まとめについて⑤
CloudTemplar「みなさん、一言まとめに異論はないでしょう?」
DanKuN「え!?何が『分からん』だよ!」
一同「www」
CloudTemplar「それならこうしておこう(笑)」

終わりに

動画内では他にも、昨シーズンを以って引退したはずのSangyoonやThal、Liraなどが集まって結成したチームSEORABEOL Gamingについてちょろ~っと話していますが疲れたのでやむを得ずカットしました。
ちなみに動画から得た収入は、あみだくじで配当を決めて4人で分け合うそうです(笑)

今後の活動の励みになります! もし翻訳文を気に入ってくださったなら、ぜひ無理のない範囲でサポートをよろしくお願いします。