コミュニティが広がるしくみ

こんにちは

今日はコミュニティとゲームが広まっていくしくみを簡単に記しておきます。多少なり偏見や言葉足らずのところは、ご容赦ください。

ところで「コミュニティ」って何?

「コミュニティ」という言葉について大体の意味はわかるけど、あらためて「コミュニティって何?」と聞かれると、ひとことで説明するのはなかなか難しい言葉です。

私は自分の中で次のように定義しています。

共通の関心を持ち、それに関連した知識や話題、お互いの体験を共有することのできるユーザーの集まり

つまるところ、それぞれにいつも一緒にゲームしたり、ゲームの話をしたりしている集まりがあると思いますが、それら全てをひっくるめて「コミュニティ」と呼んでいるわけです。

コミュニティは学校や会社、サークル、部活動のような普段の生活に即したものから、TwitterやYoutube、LINE、Discordなどオンライン上のサービスを介するものまで種類や形態も様々です。私たちはそれぞれひとつだけでなく、複数のコミュニティに属しているのが一般的です。

時としてコミュニティとは穴のあいたバケツに例えられます。新しい人という水を入れても抜ける要因という穴が大きければ水が溜まることはありません。全くの自然発生ではなく、人の手によってなんとか水がいっぱいに入ったバケツを作りたいというのが、コミュニティマネジメントという仕事になります。

コミュニティはどうやって広がっていくのか

前置きが長くなりました、ようやく本題です。
昨今のゲームタイトルは人がいるところに人が集まりやすい傾向にあります。特に対戦ゲームではそれが顕著です。

ゲームにおいて新しく始める最も多い理由は「友だちがやってるから」です。ある程度以上の規模のコミュニティには情報を仕入れるのが得意な人が数人います。この人たちは常に新しいものにアンテナを張りめぐらしており、新しいものが出るたびにコミュニティに情報を共有します。コミュニティにはパッシブに次にプレイするタイトルを探している人たちいて、彼らによって別のプレイヤーに広められていくというのが繰り返され、次第に大きいコミュニティができあがります。

また、コミュニティに所属していない、もしくは所属している意識が低い人でも新しくプレイするにあたっての基準を「みんながプレイしているから」と考える人は少なくありません。これは人が多いゲームの特徴として情報量が多い傾向にあり、対戦ゲームでは待ち時間が少ない、などのメリットがあります。これらは非常に合理的な理由付けだと言えるでしょう。

他にも色々ありますが、この記事で扱う内容は以上です。
ゲームに限らず、さまざまなところに応用できると思いますので、参考になれば幸いです。

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