【幻の生き物を紹介】スルト
【スルト】門番を務める炎の剣を持つ巨人
北欧神話の中で、火の国ムスッペルヘイムの門番をしている巨人。名前のスルトには「黒い者」という意味がある。
南の南の果てにある火の国は、この世が始まる前から存在したといわれる。だが、その地はあまりにも熱く、そこで生まれた者しか生きてゆくことができない。あまりの熱さのため、近隣に棲む者もいないという。スルトはそんな火の国で生きてゆける唯一の巨人。手に炎の剣を持ち、門番を務めている。
ラグナロクのさいには、火の国の民と一緒に神々を倒し、この世界を燃やし尽くすといわれている。
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