見出し画像

【幻の生き物を紹介】カプラカン


【カプラカン】 容易に山を崩す怪力男

マヤ神話に登場する巨人。父は大地の巨人と呼ばれ、乱暴者で名高いウクブ・カキシュ。カブラカンは次男である。父の血を継いでいる証は、力自慢だけではなく名前にもあり、カブラカンは「地震」という意味を持っている。
山々を簡単に突き崩し、自分自身を「山を覆す男」として豪語していた。だが、フンアフプーとイシュバランケーという双子の英雄に見事に騙され、埋められてしまった。父や兄と神に代わって人間を支配しようとしていたが、簡単に騙されて倒されてしまう程度では、神に代わる器の持ち主ではなかったのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?