![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109155530/rectangle_large_type_2_02eb175d13cc25de7daa972debcc09b3.jpeg?width=800)
限界!VLOGまとめ 競馬編
※こちらは「限界!VLOGまとめ 夜の街編」の続きです。そちらをご覧ください。
→夜の街編
抱えた借金を取り出す為、欲望渦巻く場所へ足を踏み入れた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109149976/picture_pc_5e9ed6215888c1b2f84c8f9906208533.jpg?width=800)
残されたレースは僅か。とりあえず1番人気と相場は決まっているので、その馬に夢を乗せる。100円(借金199円)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109150090/picture_pc_68b0c326e975d7c9fe232181ab2e75ce.jpg?width=800)
俺に朝日は訪れるのか。そんなことを考えながら発走の時を待つ。
待つ間に突如異変が起こる。1番人気だったはずのサトノアサヒが2番人気に。
「ヤバい、このままじゃ、負けるかもしれない」
そう思ったが、また天から
「迷ったらやめろって誰が言ってた」
そんな言葉は耳を傾けず、買い足してしまった。「これで大丈夫」と思ったが、
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109150502/picture_pc_05b48b0511c24b79c3dbf1e4430f93b2.jpg?width=800)
「あれ?違う違うそうじゃそうじゃなーい」
まさかのレースの買い間違い。次のレースを買ってしまっていた。300円(借金499円)
それに落胆している間もなく、レースが始まってしまった。
「イケイケ、させぇーー」とおじさん達の怒号が聴こえる中、祈るような思いでレースを見つめた。
「イケイケーーサトノアサヒーー」
アナウンス「最後勝ったのはどっちだ!ゴール前は接戦」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109150746/picture_pc_c95b6c141247dffce74fa656f1d38c61.png?width=800)
「1着4番サトノアサヒ」
「うぉーーー勝ったーー」
今日一の喜びのピークが来たが、すぐに思い出す。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109150884/picture_pc_f6a9c7bdf28cac0a87a380db754f1a1c.jpg?width=800)
あ、いらん事してた。次のレースを間違えて買っていたことを思い出す。+230円(借金269円)
「あーヤバいこれはまた買うべきか?」
いや、待て迷ったらやめろって誰が言ってた。
ここは待ってみよう。
そしてレースは始まった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109151691/picture_pc_c012cdcc16884643c1ca275852654b89.png?width=800)
「1着7番キャベンディッシュ」
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙終わったーー。
ただ、もし買い足していても3番人気で買っていなかったので事なきを得た気がする。
もう帰ろと心に決めた瞬間。
「本日の最終レースでーーす」の声。
負債を抱えたまま帰れない。意を決して最終レースに向かう。1番人気にかけても借金は解消されない為、2番人気と3番人気にそれぞれ100円ずつ投じた。200円(借金469円)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109152163/picture_pc_da37314617975b29dd1085adcfe69601.jpg?width=800)
絶対負けられない。今日最後のファンファーレが鳴った。
「イケイケーーバカヤローー」と今日1番ってくらいのおじさん達の怒号が響く。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109152302/picture_pc_db4bf39c18495cb711db5e262cbf5cbe.png?width=800)
「1着1番メイショウサキガケ」
「おいーー大荒れじゃねぇかー」とおじさん達が落胆する中、一緒に肩を下ろす。
ここで気持ちが限界に達して、フラフラとその場を後にした。
「結局、VLOGみたいなオシャレなもんは俺には似合わねぇな」という思いと借金を抱えながら地下へと消えていくのであった。
限界!VLOG配信 ~完~
配信に来てくれた皆さん本当にありがとうございました。これからもロストマンの応援をよろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?