見出し画像

スーパーや公共施設の駐車場で遭遇した高齢運転者のお話

最近運転をしているとき、周りの運転者を見て感じることがあります。
スーパーなどの駐車場でも同じ気持ちに。

私が住んでいる地域は車が無いと生活が厳しいので、高齢者の運転者もたくさんいらっしゃいます。
自分が50代になってから、「いつまで運転できるんだろう」「免許返納したら移動手段どうしたらいいんだろう」と漠然と考えたりもします。

そんな思いもあって、高齢運転者に目がいく機会が増えているかもしれません。

ここ1年間でスーパーや公共施設の駐車場で遭遇した高齢運転者のお話。

ある日スーパーの駐車場入口あたりが渋滞してました。
普段渋滞することはない普通のスーパーです。
80~90代のおじいちゃんが運転されていて隣には奥様。

停めやすい角のスペースに駐車したいようなのですが、思うように停められない状況。
少し待ってましたが、何度も切り返しても停められず。

そこで私は運転を代わって停めてあげることに。
運転席に座って最初に感じたのは、シートポジションが後ろすぎ。
身長差はおじいちゃんとあまりありませんでした。

サイドミラー、ルームミラーは、どこ向けてるの?という位置。
しかも運転席側のサイドミラーは割れていて何も見えない状態。

駐車場に停めて、ご夫妻にミラーは直した方がいいことを伝えておきました。
その後、事故せず元気にしているのかな?と今でもたまに思い出します。


またあるとき、仕事で訪れた公共施設の駐車場で遭遇した80代くらいのおばあちゃん。

比較的駐車スペースは広めなところでしたが、バックで停める状況でしたがなかなか苦戦してました。

隣に私の車があったのでハラハラドキドキしながら見守ってました。
駐車場整理係さんもいたのですが、同じように見守るのみ。
簡単に手出しはできないのかもしれませんね。

自分の車にぶつけられても困るので、おばあさんに運転代わりますよとお声がけして交代。

運転席に座って驚愕しました。
シートが一番後ろのポジションで足が届きません。
角度もかなり斜めで視界が悪い。

私よりかなり小柄なおばあちゃん。
ここまでどうやって運転してきたのか不思議でした。

シートを直し駐車場へ停めて終了。

昨今、高齢者の運転について話題になったり、事故のニュースが増えてます。
免許返還をしなければいけない例も多いと感じます。
ですが、その前にシートポジションを適切な位置にしてもらう指導の徹底も大事なのではないでしょうか。


昨日も見かけましたが、シートを一番前にして背中を浮かせて、ハンドルにもたれるように運転している高齢のおばあさんを見かけました。

公共施設で出会った方もそうですが、シートに背中をつけないと体が不安定になってしまうと思います。
ハンドルにもたれるように操作していては、可動域が狭まって危険度が増すのではないでしょうか。

大都会では公共交通機関が発達していて簡単に免許返納もできるかもしれません。
ですが、田舎は車が無いと生活できません。
田舎まではいかない都市部でも公共交通機関が不完全な土地も多いです。

シートポジションを適切にするだけでも、事故は多少なり減るのではと考えてます。

考えるだけでは何もしていないのと同じ。
何か役に立てることが無いかといろいろ考えてますが、いい案・策が思い浮かびません。
同じようなことを考えている方がいたら、助言いただければ幸いです。

いただいたサポートは活動費として大切に使用いたします! どうぞよろしくお願いします。