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足首骨折の記録_抜釘手術_再建手術後約6ヵ月ちょっと前_30

記憶が薄れないうちに記録!

9月5日(月)から一泊二日で抜釘手術のため入院。
スケジュールはこんな感じ

9月4日 日曜日
 21:00  飲食制限開始
9月5日 月曜日
 06:00  飲水制限開始
 09:00  S田谷セントラルな病院入院手続き/術前の検査(PCR含)
 14:30  全身麻酔前点滴開始
 15:00  処置室へ移動
 15:20  ?手術開始?
 15:55  ?手術終了?
 16:20  病室へ、点滴開始
 19:00  夕食
 21:00  就寝
9月6日 火曜日
 06:00  起床
 08:00  執刀医の問診、傷口のパット交換、麻酔医問診
 09:00  最後の点滴(抗生剤)開始
 11:00  点滴終了
 12:00  退院
 13:30  帰宅

で、本日この記事書いてるのは7日12:00

抜釘手術としては、このタイムライン見ていただければだいたい分かると思うので、ここからはもう所感なんだけど、今回は、骨折したときの再建手術に比べたら圧倒的に楽だった。周囲からもそう聞いてたし、看護士さんもそういってたし、医者からもそう聞いていて、本当にそうでした。

しかし。やはり全身麻酔での手術は、本人にしてみれば普通のことじゃなく、結構とんでもなくストレスなことは間違いない。
実際、今回は短時間なせいか全身麻酔からの復帰に費やす時間も短く、前回よりも負担を感じた。喉が痛いし、気持ちも悪い、気道が狭くなったように今も感じてるし、呼吸しづらい、それにたぶん全マの影響だと思うが気分がまだ悪い。なんなら入院中何度か吐いた。

あと、傷口が痛い…!
あんなにざっくり深く切ってるんだから、医療行為とは言えそりゃあ痛い。当たり前。

心の底から今出てくる感想は
「 も う 二 度 と ご め ん だ … 」

つらいことは手術以外にもあって、とにかく点滴がツライ。

これはある程度人による部分だと思うが、私は血管が全然出てきてくれないタイプで、前回術前検査の日記でも書いたように、なかなか針が血管をとらえないので、すぐ内出血したり、何度もぶすぶす針を刺されて血管を探されたりしがち。

なにこれ。。。。

これは左腕で、最終的に左腕に点滴が落ち着いてくれたが、このありさま。
実は右腕は採血のため、これ以上に穴があいている。
しかも看護師さんが「え~!どうしよう、血管が見えない…いやだなあ…ごめんなさい、わー、どうしよう~、私苦手なんですよねぇ…」
って、おい!
患者の努力でなんとかできるもんでもないし、あなたがそんなこと言っちゃおしまいじゃないですか…患者なんてまな板の鯉状態なんだからさあ…
もう最後は「頑張れ私の血管!」ってつぶやきましたわ。

さらに今回。全身麻酔は人生二度目の経験になるけど、かなり…恐怖体験…でした…
以下、徒然ドキュメント。

麻酔をかけるときはまあいい。
直前までしゃべってるし。
看護師「手術中音楽かけますけど、ご希望あります~?私髭ダンディズムが好きなんで今かけてますけど~」
私「あ~、いや、髭ダンでいいっす」
看護士「あ、何か他の好きなやつあります?」
私「えーと(正直別に髭ダン好きなわけではない)、いや、髭ダンでいいっす、髭ダン「が」いいっす!」
あとから思ったけど、流行りものなら今ワンピースフィルムレッドのAdoがオンタイムじゃない?って言えばよかった。
そんなあほらしい会話してて「眠くなりますよ~」っていわれた数秒後には意識なし。

次に目覚めたのは数十分後ってことになるのか
「〇〇さーん、起きますよ~」
って声ではっと気が付く。

気が付いたんだけど、わりと超はっきり。
目があかない。
返事したいんだけど全く声出ない
なんなら呼吸してないぞ
ああ、人工呼吸器入ってる
すごく規則正しく「呼吸させられている」
なんか…おぼれるのと似ているのかも?
もう起きてます!ってことを知らせたくて、どっか体が動くとこがないか、自分で自分を検索しはじめる。
足先と指先がちょっと動く
頑張って動かしてみる。
なんか「洋服着せて」みたいなこといってるが
手術着半分脱がせられてたのか…
胸まるだしだったな…?
「目をあけてくださーい」
ぱちっ!!!!
ようやく人工呼吸器が外された。必死で自力呼吸をしようと試みる。
のどがカラカラでうまく息吸えない
思いっきりむせてから自力呼吸開始!
げほげほしてしまった。
かすれながら声が出始めた
真っ先に頭上にあった自分のレントゲン写真と、その横の時計が目に入る
逆さだけど分かった「16:00」5分前
ってことは手術時間は約30分から40分程度だったわけか…
私「ありがとうございました、私暴れたりしませんでした?」
麻酔医「全然大丈夫でしたよ」
私「よかった…」
いつもの執刀医「あ、この人自分でやれる人だから、自力でタンカ移ってもらって」
看護士「あ、ほんとですか?わー」
私「あ、はい、移れます」
よいしょー(体を半分持ち上げ、自分でタンカにころんと移動)
看護士「わーすごい!」

そして処置室をあとに
赤ん坊みたいにちょっとしたことが出来るのを褒められるなんて、たぶん〇10年ぶりだよ…

あとは自室で点滴をして、(抗生剤入り、痛み止め入り、めしくってないから輸液系など複数)3時間程度で一応完全に覚醒し、胃の状態を調べられて「あーもうごはん食べられるね~」
ってことで、夕飯も解禁。

しかし、水も飲まない状態からいきなり夕飯食ったので、つっかえて大変だった。てか、これ手順的によかったのか…?

他にもいろんなことがあったけど、ひとまず翌日さっさか手続きをすませてさくっと退院
一刻も早く退院したくて、ちょっとやばいことがあったけど、一切黙ってとにかく退院することに全力を注いだ…
やばいことは別の記事にて記載。

流れと軽いドキュメントです。
本日はこれから、自宅近くの病院に執刀医が来てくれるので、そこで術後の確認と今後の方針確認をしてきます!

これで傷が治れば「骨折」患者を完全に卒業ってことに。
このブログも終わりが見えてきた。
まだリハビリして、「走れるようになる」までは続けるつもりだけど。

それにしても、昨日の夜自宅にかえってきてのんびりしてたら、なんだか体がかゆかったので調べてみたら、こんなものが胸の下と首の下についたままだった…

ねばねばぬるぬるしたものが付いてた、手術モニター用のナニカ

これ、自分で取るものだったのか…
つけっぱなしでまる一日いたってことは、やっぱりしっかり麻酔から覚めたつもりで、実はボケボケだったつーことね。

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