見出し画像

2021年ガリシアの旅。|ビーゴ編


和歌山県と関係の深いスペイン・ガリシア州。

ポルトガルから国境を越えてサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す「ポルトガル・海岸の道」が通るガリシア州最大の都市・ビーゴに行ってきました。

今回は、そのレポートをお届けしたいと思います。



■ ビーゴの街並み

大西洋に面したビーゴはガリシア州屈指の工業地帯であり、スペイン最大の漁港も抱える人口約30万人の大都市です。

ヨットハーバーや有名なビーチもあるため、多くの車が行き交っていました。

近代になって急速に発展した街なので、観光スポットはそれほど多くはありませんが、大きな倉庫や船が並んでおり、港町の雰囲気を感じられるところではないでしょうか。



■ オ・カストロ

街の中心部にある、ビーゴを代表する場所。大きな丘の上に築かれた城壁からは、最高の景色を眺めることができます。

丘には美しい庭園や、子供たちが遊べる公園、紀元前3世紀から1世紀の遺跡などもあり、散策するのにとても良い場所です。

車があれば頂上近くの駐車場まで行けるので、夜景スポットとしても有名なようです。



■ サン・セバスチャン城

オ・カストロから市役所を挟んだ反対側にあるのがサン・セバスチャン城です。

小さな高台に城壁が築かれており、頂上からビーゴ湾を望むことができます。

見知らぬ犬が駆け寄ってきてボールを渡してきたので、少しキャッチボールしました。笑


■ ボウサス地区のバル街

ホテルのフロントのお兄さんに教えてもらったスポット。海沿いの古い建物が残るエリアに、昔ながらのバルが点在しています。

訪れたのは夜でしたが、街灯が石造りの建物を浮かび上がらせ、素敵な雰囲気になっていました。



■ 街中のモニュメント

ビーゴの街中には、たくさんの変わったモニュメントがあることも有名です。

僕はドラゴンを操る女性の像を見かけましたが、調べてみると他にも色々あるみたいですね。

また壁に描かれたアートもたくさんあったので、歩きながら探してみるのも良いですね。(道が入り組んでいて複雑なので、地図を見ながらの散策をお勧めします。)



■ ビーゴの観光

サンティアゴ・デ・コンポステーラから電車で1時間足らず、ポルトガルとの国境からも20kmほどしか離れていないビーゴ。

街中にも海鳥がたくさんいて、港湾都市らしさがあふれていました。


マドリードからでも電車や飛行機でアクセスできるので、天気の良い日に美しい景色を味わうのも良いかもしれませんね。