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【価格設定】高単価サロンにできる条件|小規模サロンマーケティング

こんにちは、斉藤です!

以前、開業の相談を受けたときに「高単価サロンを出したい」という要望がありました。そんなん時にもどうやったら高単価のサロンでも成立するのかを考えました。

今日は高単価サロンを出すにはどうしたらいいのか、、その条件を弊社なりにまとめていきますね!

■高単価サロンはいくらから?

一般的には高単価サロンの「カット代」っていくらぐらいをイメージされますか?

その定義からまとめていきたいのですが、、そのイメージされる額って人それぞれで違うのと、、地域やサロンの種類によっても異なるため、一般的な価格帯を定義するのは難しいです。
なので、このnoteではあくまでも参考材料として考えて頂けたらと思います。

今回は、高単価サロンの基準として弊社が運営しているLORONG DUAを基準にして考えました。DUAは東京都四谷にあるラグジュアリーサロンで、カットは¥6,800円です。特にスパやトリートメントを、快適なサロン環境で丁寧におこなっています。

ホットペッパーなどでメニューも参考にください。


■高単価サロンの条件

さて、高単価のサロンを作りたいとオーダーがあった場合、いくつか確認していく事があります。以下4項目の内2つ以上当てはまっている場合は、チャレンジしていけると判断していますので、参考にしてください。

1、高単価の顧客(ファン)を抱えている

一つ目は顧客数、つまりはその人についているファンの数です。やはり元々の顧客数が多ければ多いほど店舗が軌道に乗るのが早いです。その中でも、高単価にしていくのであれば、高単価サロンでもついてきてくれる顧客でなくてはいけません。
では何人いると良いのか、それは下記サイトを参考にしてみてください。

この項目をクリアしていればがかなりハードルが下がります。高単価の顧客を抱えている事が最も早く成功するので、やはり大切なのは顧客(ファン)の数になってきます。


2、クリエイティブ&SNSが得意

売れている高単価サロンを思い出して頂くとわかると思いますが大抵はクリエイティブのセンスが良いです。同時にクリエイティブができる方はSNS発信も怠っていません。なので、顧客をこれから増やしながら高単価サロンを狙っていく場合はクリエイティブができることと、またSNSもマストになってきます。

しかしながらSNSは向き不向きがありセンスを問われる場所でもあります。下手に発信してしまうと予約時の離脱に繋がってきてしまうので、注意が必要です。
これから新規獲得を狙う高単価サロンは、トレンドも追えているようなクリエイティブ能力を身につけていく必要があります。


3、店内やスタッフが洗練されている

これは理解できるかと思いますが、高単価サロンはお客様に快適な雰囲気を提供することが大切です。落ち着いたインテリアデザイン、個室やVIPルームの提供、高品質な設備や機器の導入など、お客様がくつろげる環境を提供できていることが重要です。
また、意外と忘れてはいけないのが自身もその環境にふさわしいということ、つまりは身だしなみやマナー、接客なども上質でなければいけません。
当然、整理整頓や掃除ができる能力も必要です。掃除が苦手な美容師は高単価サロンには向いていないと思っています。


4、特化した”何か”がある

希少性の高いメニューや何かに特化した技術があれば、高単価サロンでも顧客獲得のハードルが下がってきます。
以前私がコンサルした案件で、ウィッグ販売や育毛、またノンジアミンの商材を多く取り扱っているクライアントがいました。そうやって特化させることでブランディングが容易になり顧客獲得にも自信がついていきます。
但し、PRや広告活動が上手ではないとお客様も呼び込めないので、自分の良さを伝えて売り込む能力も同時に必要です。


以上になります。
高単価サロンを出す際はこのチェックポイントを確認しましょう!


■なぜ高単価サロンにしたいのか同時に考えよう

そもそも高単価サロンにする理由はなんでしょうか?
・なんとなく今までその価格でやってきたから
・他のサロンもそのくらいだから
・高単価の方がなんとなく良さそうだから
意外と、その理由がハッキリとしていないかが多いので最後に補足します。

大事なことは、今までその価格でやってきたからではありません。
価格を決めるときに重要なのは

いくら売り上げを上げたいか、つまり「いくら稼ぎたいか」です。

美容室の売上には必ず頭打ちがあります。値上げをしていくことを考えれば無いようにも見えますが、それにも限界があるのはわかりますよね。
頭打ちがあれば、同時に自分のお給料も決まってきます。つまり、自分が将来的にいくら収入を得たいかか知ることで、逆算してメニューの価格を決めることができてくるのです。

なので、是非とも自分の希望の稼ぎたい額を出してからメニュー設計をしてみてください。そうすることで、高単価サロンにこだわらなくてもよくなるかもしれません。

本日は以上になります!

参考になれば嬉しいです。


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■プロフィール
株式会社LORONG
一人サロン経営者 斉藤達也
静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています
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