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【まとめ】資金繰りと融資について|小規模サロンマーケティング

こんにちは、LORONG斉藤です!

本日は資金繰りについてポイントを解説をしていきます。

ほとんどの店舗経営者さんは最初に資金繰りに悩みます。よくある質問としては
 「自己資金はどのくらい必要か」
 「融資はいつ頃から相談しにいけば良いのか」
 「そもそも融資は下りるのか」

などなど、分からないこと不安なことが詰まったのが資金繰りです。

今日はそんな資金繰りについて、私の経験の中で説明していきたいなと思います。

※弊社は一人サロンを数店舗展開しています。なので小規模サロンの独立の目線でまとめていけたらと思います!


◆自己資金と融資の関係

まずは自己資金について。
最初に伝えておかないといけないことととしては…

自己資金「0円」で融資は受けれないと思ってください。

融資を前提に動いていくのであれば、自己資金は用意しておきましょう。審査の際にどのくらい資金があるのかは必ずチェックされます。
自己資金なしでも融資を受けれる条件としては、例えば、「すでに事業として成功していてその事業を買い取るための資金」など、融資先にも事業側にもリスクが少ないことが条件になってきます。

ではいくら必要なのか。


我々がオーナー様に伝えている額は
「理想は開業資金の3割、最低でも1割は準備してください」

とお伝えしています。例えば1000万円の開業資金で必要な場合は、300万円を自身で集めて、残りの700万円は借入となります。
詳しくは下記note参照ください。

一人サロンの開業資金はおおよそ設備資金600~800万、運転資金で100~200万程度です(都内)。
なので開業資金は最低でも700万、多くても1000万円と考えております。
もちろんそれよりも安い、高いなどありますし、実際に私も最初のサロンは500万円弱で開業致しました。おおよその目安として頭に入れておきましょう。

なので、融資を受けるためには自己資金は
仮に800万円の開業資金が必要だとしても160万円~240万円の自己資金が必要となってきます。
これから貯めるという方は、100万円〜150万円を目標に貯めていきましょう!


◆金融機関に相談するタイミング

金融機関に相談・申込みに行くタイミングは3つあります。
 ① 自己資金が貯まったら
 ② 良い物件が出てきたら
 ③ その両方

理想としては③、もしくは①→②の順番となります。

①はマストです。自己資金の目処がついたら一度相談しに行くのが良いでしょう。
ただし、物件が出てこないと「物件を探してきてください」となりますので、やはり②も重要です。

物件が出てきたら物件も融資も申込から審査までスピード感ある展開になります。なので③の場合は物件の取得状況などを相談しながら融資の相談・申込みをしていきます。

日本政策金融公庫は割と早めの対応をしてくれるので、創業の場合はまずは公庫に相談しにいきましょう!


◆物件契約と融資のタイミング

状況によって融資のスピードやスケジュールは変わってきます。

特に多い課題としては…実際に物件契約が済まないと、もしくは確約がないと融資が下りないことです。
融資を受ける前に、物件契約を結ぶパターンが多々あります。逆に物件契約を結ばないと融資が下りないことがほとんどです。

これはどういうことかと言うと…
金融機関側としては、そもそも物件契約がまだなのであれば本当に事業が進めるのか分からない状況になるので、融資を下すことができないのです。なので当然の対応でもあるのですが…オーナー側としては融資が成功するから独立開業が進められるので、融資が先に来るのは当然だと思います。

そこのジレンマは毎回ありますが、やはり金融機関の言い分が正しいかなと思います。なので物件取得費は別途用意するか自己資金から賄っていくようにしましょう。

実際は、そこの調整はやはり金融機関の担当者さんがうまくしてくれることが多いです。もし融資の見通しが悪ければ物件契約を先に勧めてこないでしょう。

この物件契約と融資のスケジュール感は本当に厄介で、臨機応変に対応していかなくてはいけません。物件なども仮に押さえておいてもらったり物件交渉していくことも検討していきましょう。


◆融資が下りたら

無事に融資が下りたら各支払いを行なっていきます。
ここで、設備資金に関しては実際に支払ったか確認するケースもあるので、領収書などはしっかりと控えておきましょう!

以上になります!
融資が通るように自己資金を貯めて、しっかりと事業計画書を作成していきましょう!

では!


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■プロフィール
株式会社LORONG
一人サロン経営者 斉藤達也
静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています

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