690円カット美容室の記事を読んで｜ひとりサロン社長日記
こんにちは、斉藤です！
最近こちらの記事が良く流れているので読みました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/70261dd81fd192635b82c942963492bf9be0f307?page=3
この記事では、「ヘアーサロンIWASAKI」が690円カットを実現しつつ、従業員に高収入と福利厚生を提供する成功モデルが紹介されています。
690円……安い！
インドネシアで500円でカットしてもらった時のことを思い出します。
さて、この記事の内容をまとめると…
・低価格カットは無駄を省く効率的なプロセスによって可能となり、スケールメリットを活かしたビジネスが成立
・一方で、個人経営のサロンは飽和状態にあり、経営が厳しい現状が浮き彫りにされ、今後は業界の二極化が進む可能性がある
という内容でまとまっています。。
上記を踏まえて、美容業界の今後についてさらに深掘りと感想をまとめていきます。
＊ ＊ ＊
３つのポイント
この記事からだと、、
今後の美容業界は以下のポイントが重要になると読み取れます。
１、チェーン店と高価格帯サロンに二極化
２、効率化の重要性
３、個人サロンの課題：差別化と労働環境の改善
どれも業界の現状を浮き彫りにしてきているようにも感じます。何かの進展は何かの衰退でもありますね。
それぞれ本記事を参考に説明していきます！
１、業界の二極化
美容業界では、IWASAKIのような大手チェーンが低価格と効率を武器にする一方、SNSなどで人気の美容師やサロンによる高級路線が強まっています。
個人経営のサロンが生き残るには、独自の強みや差別化が重要です。
特に地域密着型のサービスや他にない付加価値を提供できることが鍵となります。日本の人口減少と美容師の供給過多が進む中で、サロン経営は一層厳しくなり、どちらかの方向で明確なポジショニングを取ることが必要です。
２、効率化の重要性
IWASAKIのような大手美容室は、効率化により低価格でも利益を確保し、安定した労働環境を提供しています。一方、個人サロンにはフレキシブルな働き方や報酬制度の改革が求められ、特に労働時間の短縮やサービス残業の解消が課題となっています。
IWASAKIは施術の簡略化により、一人当たりの施術時間を短縮し、効率的に多くの顧客を対応できる体制を整えています。
３、個人サロンの課題
個人経営のサロンが生き残るためには、単なる「安さ」では不十分で、独自の「付加価値」を提供することが重要です。例えば、カスタマイズされたサービスや顧客との深い信頼関係、技術の差別化などが必要です。
また、労働環境の改善や従業員の育成にも力を入れ、働きやすさを追求することで、従業員満足度を高めることが長期的な成功に繋がります。顧客と従業員の両方に配慮した運営が重要な鍵です。
記事内容のまとめ
IWASAKIの成功は、美容業界における「効率化」と「規模の力」を活かしたビジネスモデルが根底にあるということが見えてきますね。結果的に低価格でありながら従業員に高い給与と福利厚生を提供できる点が特徴です。
対して、個人サロンは過剰供給の中で「独自の強み」を見つけなければ淘汰されるリスクが高まっていますよと、、まとめるとそんな内容になります。
感想
とまあ、この記事をまとめてみた結果、、
以前から指摘されている課題が多く、「やっぱりそうだよね」という感想です。
私の考察としては、1000円カットなど低価格サロンの技術レベルが向上している点と、そのカットで満足するニーズが増えている点が注目すべきだと思います。
特に最近はインドア活動やリモートワークが増え、髪型よりも優先されることが多くなっているのではないかと。二極化しているもの時代背景から理解できます。
個人サロンの衰退に関しても、倒産が増えているという点でも間違いではないでしょう。
弊社サロンやコンサル案件を含め、気を引き締めて臨みたい次第です！
以上になります！
参考になれば嬉しいです◎
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■プロフィール
株式会社LORONG
一人サロン経営者 斉藤達也
静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています
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