サロン内装デザイン最適化 #7 内見時のチェックポイント(インフラ)|小規模サロンマーケティング
こんにちは、株式会社LORONG斉藤です!
一人サロンを数店舗経営しています。
小規模サロンで勝てるための、ブランディングやマーケティングについてまとめています。
一人サロンで働きたい、これから独立したいという方は是非とも参考ください。
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《本日の記事》#サロン内装デザイン#物件選定#内見
対象:独立半年前〜3ヶ月前
(2620文字/7分で読めます/購読形式)
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本日は物件を内見する際にインフラ関係で気をつけると良いポイントをいくつか紹介していきます。
内装デザイン面でのポイントは以前の記事を参考にして下さい!
「内見の際はどこを見ればいいの?」と聞かれることが多いです。
前回の記事では、天井、水回りのおおよその位置、壊せる箇所、使えるもののチェック、B工事C工事の確認などについてお話ししました。
今回は内見時のインフラ関係についてまとめていきます。
✅基本的にはインフラ関係は施工業者さんに頼りましょう。専門外になるので最終的な判断は専門業者さんに任せるのが正解です。
ただ、ある程度は頭に入れておいても良いかと思いますので、是非ともチェックしてみて下さい。
◆インフラのチェックポイント
・引込水道管
まず、水道管です。
こちらは建物の横にある水道メーターをチェックしましょう。
基本的には配管口径20mm以上推奨です。写真は20mmですね。
小規模サロンのようにシャンプー台一台なら13mmでも検討可能です。2階以上だと水圧が弱くなる可能性があるのでその点も施工業者さんとチェックしましょう!
水圧は2.0気圧程度を目安にしていきます。これは水道工事業者のチェックが必要です。
・排水
口径75mmあると安心、50mm以下だと注意。目安は60mm以上です!
・電灯
これはエアコンの数やセット面の数によって変わってきます。
ドライヤー1台で15Aです。
小規模サロンのおおよその目安(ミニマム)として…
セット面2席、エアコン10畳(約18㎡×2機):60〜70A
セット面1席、エアコン10畳(約18㎡×1機):40A
をイメージしておきましょう。
チェックポイントとしては分電盤を見ていきます。
下の画像は30Aとなっているのでブレーカーが落ちてしまう可能性もあり、少し心配ですね。30A以下の場合は、次項で説明しますが動力の確認もしていきましょう。
もし足りない場合は建物の容量を確認して上げていきます。
・動力
業務用機器を動かすための電気です。
サロンの規模によりますが、電気給湯器や業務用のエアコンを入れるのであれば必要になってきます。この辺りの計算は専門業者の判断です。
また物件の容量によって導入できるか変わってきますので、大家さんに確認を取っていきます。
・ガス
内見前に必ず確認しておきましょう!
テナントごとに通っているかチェックするのと、プロパンガスか都市ガスかでも料金等変わってくるので確認しておきましょう!
ガズメーターは建物の横についています。
残置物として給湯器などついていると、再度利用できたりもします。
その際は大きさを確認しておきましょう。
もしガスが通っていないとなると、引き込みを検討していきます。規模や動線にもよりますが引き込みは30〜50万円ぐらいかかります。
・換気扇
保健所のチェックで換気は入ってくるので、設備も確認しておきましょう。写真のようなタイプだと視認性も良くなりますね!
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◆施工業者と一緒にチェック
良いなと思った物件は、必ず施工会社と一緒に見にいきましょう!
最初から一緒に内見するパターンと、一度全体像を自分達で把握してから次にもう一度施工会社さんと一緒に原調するパターンがあります。
弊社は後者が多いですね。
特にインフラ周りや躯体の構造などは判断できないので、その段階になったら同席をしてもらいましょう!
本日は以上になります!
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■プロフィール
株式会社LORONG
一人サロン経営者 斉藤達也
静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています
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