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ピクスペとBOOTHで自家通販してみた備忘録

 今年、Webイベントにて無事にピクスペとBOOTHにて取引を完了できたので、利用の流れを覚え書きとして残しておく。

・ピクスペでの自家通販
①配送方法と頒布物の値段を決める
 ピクスペで頒布していたときは頒布物が1種類のみのだったのだ、匿名配送システムの利用料を含めての値段設定にした。

②注文を受けてからの梱包
 まずは、注文を受けた数だけ本をOPP袋に入れていく。このときOPP袋はテープ付きだと楽。このOPP袋には注文IDを書いたラベルシールを貼っておく。
 そして厚紙を入れた封筒・もしくはクッション封筒の裏にも同じく注文IDを書いたラベルシールを貼って、同じラベルシールの頒布物を入れていく。このとき、封筒に注文IDが若い順に番号を振っておく。
 ダイソーにもクッション封筒は置いていたのだが、A5書籍用のものはネコポスサイズより若干大きかったのが割と落とし穴だなと思った。今回はキャンドゥのCDサイズのクッション封筒を買い直したけど、調べたらコンビニでメルカリ用のクッション封筒を売っていて、これがちょうどネコポスサイズ内だそうなので、急ぎの場合はこちらを買っても良さそう。

③発送
 ヤマト匿名配送を使う場合には専用のQRコードを生成する必要があるけれど、これは画面の支持に従って情報を入力すればOK。
 QRコードを生成したらその画面をスクショして、注文IDが若い順に番号を書いていく。この「封筒とQRコード画面のスクショに同じ番号を振る」というアイデアはこちらの記事を参考にした。
https://oyodo.fanbox.cc/posts/1651013?utm_campaign=post_page&utm_medium=share&utm_source=twitter 
 発送はファミマやヤマトの営業所からも可能なようだが、今回はPUDOステーションを利用した。だいたいの流れとしては「PUDOのタッチパネルを操作→QRコード読み取り→開いたPUDOのロッカーへ事前に振った番号を確認しながら発送するものを入れる」という感じ。正直めちゃくちゃ楽だった。
 利用方法の詳細はピクスペのサイトを参照してほしい。
https://pictspace.net/statics/tokumei_delivary_yamato_howto 
 発送するものが多くて一つのPUDOステーションを占拠するのに気が引ける場合は、複数箇所のPUDOステーションを使うか、もしくはファミマからの発送を交えても良いと思った。

④発送完了後
 発送先から「届いたよ」という旨の通知が届く、もしくは発送完了から一定期間が経つとそこで初めてピクスペから手数料や匿名配送料を差し引いた売上金を振り込んでもらえるようになる。ここで取引は完了となる。お疲れさまでした。

・BOOTHでの自家通販
①配送方法と頒布物の値段を決める
 あんしんBOOTHパックで配送したい場合、最初に設定しておかないと後から変えられないので、気をつけてほしい。私も一度あんしんBOOTHパックの設定を忘れて頒布ページを公開してしまったため、そこで決済された分は同じ送料のレターパックライトで送らせてもらった(その節は本当に失礼いたしました)(それらの発送が完了した後で、同じ頒布物のあんしんBOOTHパック配送版のページを作成した)
 また、二回目のWebイベントでは頒布物が新刊と既刊のニ種類になったため、このニ種類の頒布物を一度に購入された場合の送料についてだいぶ悩まされた(送料の二重取りになってしまうため)。そして悩みに悩んだ結果「そのニ種類をセットで頒布する」という力技で何とか送料二重取り問題を解決した。ここらへん他の人はどうしてるのか知りたい。
【追記】
 フォロワーさんから教えていただいたんだけど、どうやらBOOTHでは商品を2点以上同時に購入しても送料の二重取りにはならない仕様になっているそう。例えば配送方法をあんしんBOOTHパックで統一しておけば、新刊と既刊の両方を購入しても発生する送料は370円のみとのこと。マジで悩んでたので、教えていただいてよかったです。ありがとうございます。

②注文を受けてからの梱包、③発送
 ここは上記のピクスペ版と同じなので割愛。

④発送完了後
 ここも発送完了通知を送るのはピクスペと同じだけど、BOOTHは発送先からの「届いたよ」という通知が来ないので、そこにだけ注意。

〈総括〉
 薄い本の通販といえば定額小為替に返送用の切手に……という時代しか知らなかったので、今回自家通販が便利になりすぎてどえらいビビり方をした(特にPUDOステーションを用いての発送が腰抜かすほど楽だった)。
 近年はスマホからも提出原稿を作成できたり少部数から請け負ってくれる印刷所が増えたり、薄い本を作って頒布するハードルの低まりが本当に凄い。なので、昨今では特に、「本を作りたいな」と思ったときがもう本の作りどきなんだと思った。「本を出さなきゃ・作らなきゃ損!」とまでは言わないけど、興味があるなら是非薄い本作りに足を踏み出してみてほしい。金と手間はかかるけどめちゃくちゃ楽しいので。

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