賃貸マンションの下見装ったか 強盗傷害の疑い男女逮捕


先月、東京・江東区の賃貸マンションに部屋の下見を装って訪れ、案内した不動産会社の女性従業員を刃物で脅してけがをさせたうえ、キャッシュカードなどを奪ったとして、男女2人が強盗傷害の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、いずれも住所不定、職業不詳の八戸若奈容疑者(48)と、養母の和子容疑者(56)です。
警視庁によりますと、2人は先月19日、江東区の賃貸マンションに部屋の下見を装って訪れ、案内した不動産会社の30代の女性従業員にハサミを突きつけて「騒いだら殺す」と脅し、指に軽いけがをさせたうえ、キャッシュカードなどを奪ったとして強盗傷害の疑いが持たれています。
女性従業員の口座からは、その日のうちに現金およそ20万円が引き出されたということです。
現場の防犯カメラの映像などから特定されたということで、調べに対し八戸容疑者は「所持金が1000円しかなく、強盗するしかないと思った」と容疑を認め、和子容疑者は「強盗の話は聞いていたが、当時は部屋の外に出ていた」と一部否認しているということです。
都内では、先月30日にも江戸川区のマンションで同じ手口の強盗事件が起きているということで、警視庁が関連を調べています。

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