観光の哀しみ/酒井順子
観光している時に、ふっと感じる寂しさを言葉にした本。
ああ、わかるわかると思う部分もあれば、わからない部分もあり。
日本人は大仏とか桜とか見上げるモノが好きということには納得した。
(自分もそう)
それは、「誰かに見られている」ということに人間は興奮するからという理由。そして、日本人はそう感じる傾向が強いらしい。
そして、日本人は哀愁を感じるモノが好き。
そんな哀愁の集合体である観光に人は吸い寄せられるみたい。
観光に対して、思ったこともなかった切り口だらけで、面白かった。
観光に関わる仕事に来年から就く可能性があるので、また読み返そう。
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