パワーポイントでサムネイル画像を作ってみよう!〜YouTube・note運用などに〜
複数のソーシャルメディアを使い分ける中で、YouTubeやnoteのサムネイル画像、Twitterの投稿画像など、画像を編集したり、投稿したりする機会が増えている方は多いのではないでしょうか。
画像編集を外部に依頼するとコストや手間がかかりますが、だからといって自分で対応しようとしても、画像編集ソフトを持ち合わせていなかったり、そもそも担当者がソフトを使えなかったりする場合があります。
そこで今回は、プレゼンテーションなどの資料作成で使われているソフト、パワーポイント(Microsoft PowerPoint)を使用して、サムネイル画像を簡単に編集し、書き出す方法をご紹介します。
noteのサムネイル画像をパワーポイントで作る
今回はnoteのサムネイル画像(note公式の表記は、見出し画像)をパワーポイントで作っていきます。見出し画像を工夫することは、記事のPV数やスキ数を増やしていく上でも重要です。
使用機種:MacBook Pro
使用ソフト:Microsoft PowerPoint for Mac バージョン 16.38
【手順①】スライドのサイズを変更する
まず、パワーポイントのスライドのサイズを変更します。
メニューの「デザイン」タブ → 「スライドのサイズ」から「ページ設定」を選択します(Windowsの場合は「デザイン」→「スライドのサイズ」から「ユーザー設定のスライドのサイズ」)。
そして「ページ設定」から、制作したいサムネイル画像の適正サイズに合わせて、スライドの幅と高さを変更します。今回はnoteのサムネイル画像を作るため、1280 × 670 pxで制作します(noteの適正サイズはこちら)。
幅を「1280px」、高さ「670px」と入力すると、自動でcm単位に変換されます(単位のpxも数値と一緒に入力。単位が自動で変換されない場合は、あらかじめ自身で単位をcmに変換し、入力してください)。
【手順②】画像を編集する
スライドサイズが適正サイズになったら、画像の編集をしていきます。
「図形」ツールを使って背景の色を変えたり、「テキストボックス」ツールを使ってテキストを入れたりしてみましょう。
図形を入れる:「挿入」タブ→「図形」ツール
テキストを入れる:「挿入」タブ→「テキストボックス」ツール、
(またはスライドをダブルクリック)
【お役立ちメモ】
パワーポイントにはアイコン素材が多くあり、「挿入」タブ→「アイコン」ツールから使用することができます。手元に使える写真や画像がないときに便利です。今回もいくつかのアイコンを入れてみました。
手元に画像があれば配置することもできます。「挿入」タブ→「写真」ツールなどから、ブラウザに保存された画像を配置することができます。
【お役立ちメモ】
PNG画像(透過されているもの)は、スライド上で上から重ねても透過されるため、ロゴや写真をデザインに差し込む場合に便利です。
【手順③】画像を書き出す
テキストと図形、画像が完成したら、書き出します。
「ファイル」→「エクスポート」→「JPG」(※)→「現在のスライドのみ保存」を選択し、幅と高さが適正サイズになっているかチェックしましょう。適正サイズであれば、「エクスポート」を選択します。
※Windowsの場合:「ファイルの種類の変更」→「JPEG ファイル交換形式」
注:Windowsの場合は、適正アスペクト比で保存されていますが、適正のサイズになっていない場合があります。Windowsに搭載されている「フォト」などのアプリを起動し、画像のサイズを確認して調整してください。「スタート」→「フォト」を選択、起動し、「サイズ変更」から画像の幅と高さを適正サイズに変更。
サムネイル画像が完成
完成したのが、こちらのサムネイル画像です。今回の記事でも実際に使用しているサムネイル画像を、このように簡単に作ることができました。
まとめ
以上が、パワーポイントを使った画像編集と書き出し方法です。これらは、noteだけでなくYouTubeのサムネイル画像にも、またTwitterの投稿画像の編集でも活用することができます。
パワーポイントでは、JPGだけでなくTIFFやPNGといった形式の画像も書き出せるので、いつもパワーポイントを使っている方や、手元に画像編集ソフトがなくて困っている方などは、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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