07.「推しを推す」とは 2021/8月後半01
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重そうで重くならない、でもちょっと重い。
みたいな展開が前回の記事から続いているが、いよいよこの8月後半にてターニングポイントが垣間見えてくる。
後半最初の呟きは17日にて。
コメデターって言えばなに言ってもいいわけじゃねぇんだぞ、貴様。
「普通のことしても普通の結果しか返ってこない」
という過去の発言を自らこする私。お前自分のこと結構好きだろ。
過去の記憶でしかないが、この頃の勇気ちひろはただただ我武者羅に、まるで身を削るかのようにAPEXに打ち込んでいたように思う。各配信時間も並大抵のものではなかった。
それを観ていた私は心配するどころか、
「あまりに馬鹿の一つ覚えでは?」
と思っていたのだ。
曲りなりにも推しを推して追いかけていたはずなのに、「どこまで本気かもわからない」と自ら発言している辺り、本当に愚か者としか形容できない。推しはいつでも本気だろうが。一体お前は今まで何を観てきたんだ。モニターのシミか?
17日のコメントは連続す。二度目が下記に。
黙るのはまずお前だろ
推しの曲をしばき回した記事もついでに宣伝しておきます。
要するに、
下手な人とやると下手になっちゃうかもしれないし、上手くもなりづらい。せっかくプロのコーチングが受けられる環境にあるのだから、なんの躊躇もなく全てを利用して勝利しよう。そうすりゃ口だけのうるせー連中も黙らせられるぞ。
と言いたいのだろうが、こんな綺麗なブーメランある? もう俺、自分で笑っちまったよ。
8月時点でもやはり推しに求めることは可愛さとか生き様とかではなく、純粋な勝利という結果だけだということがよくわかる。まっこと愚か也。
17日最後の呟きがこれ。
まさかお前
プロ相手にコーチングでマウントを?
とうとう推しだけでなく、推しの仲間にも言葉を放ち始める厄介にぃにの図。なんでこいつこんなにも堂々としていられんの?
人材育成、所謂マネジメントはいつも難しい。それには同意するが、推しは教えられる側。論点がズレている。人生はもっとズレている。
どうやら上記三つの呟きは推しが配信中にも関わらず述べたもののようで、テッペン跨いで翌18日にはこんな呟きもしている。
厄介ファン、憶測、杞憂民、妄想・・・
糞のロイヤルストレートフラッシュ!
ここまでくるともう才能だろ
推しの調子が良さそうでご満悦な私。
配信中に推し本人も言及しているが、次女、三女、弟がいる立派な長女だ。
詳細は割愛するが、両親含む、兄妹の仲睦まじい数々のエピソードは「てぇてぇ」の四文字以外に形容する術なし。寄せ集めればそれだけで一冊の本が出来上がるレベルである。エッセイとして上梓して欲しい。2434冊買います。
少し話は逸れるが、後述のためにも先に、この当時推しが誰とPTを組んでAPEX練習に打ち込んでいたのかを記載しておきたい。
個人勢V「天使うと」
同じにじさんじ内所属「森中花咲」
この二人と共に勇気ちひろが組んだチームが「幼女戦姫」という名前のチームだ。
説明するまでもないと思うが、チーム名はかのカルロ・ゼン原作のライトノベル「幼女戦記」のオマージュである。アニメも劇場版も観たが、非常に面白いのは言うまでもない。主人公ターニャ・フォン・デグレチャフの台詞回しと笑顔は無類である。アニメ二期も今から楽しみだ。
閑話休題。カジュアルに遊ぶなら強く意識する必要はないが、大会に出場、試合運びを展開するならリーダーは必要である。APEXで言うならIGL、オーダーとなる。
この「IGL」とは基本的にチーム内で最も腕の立つ者(あるいは司令塔としての役割が得意な者でも)が担うケースが多い。幼女戦姫でいうなら、既にオーダーとしての経験もある「勇気ちひろ」となるのが妥当だが、今回は「天使うと」が初オーダーを務める運びとなった。
詳しい経緯はアーカイブを観れば確認できるのだが、今は時間的余裕がないので割愛させて下さい。その辺の事実考証もあるとより懇切丁寧に話を進められるのだが・・・。
ここで再度呟きを確認すると、
>下に目線
の意味合いが見えてくる。
推しが初オーダーを担う天使うとに対し、オーダーのコツ等を練習中に教えていた姿を見ての呟きだろう。
加えて、天使うとの得意レジェンドが勇気ちひろに同じ「レイス」という点でもコーチングする点はあったように思う。例えばレイスのスキル「ディメンションリフト」、所謂「ポータル」はオーダーを担う上でも非常に重要なポイントの一つだ。記憶にはないが、何かしらの助言はあったはず。
長い歴史を見れば、推しが誰かにものを教える、というシチューションも多々あったと予想するが、途中から推し始めた私にとってはこの当時新鮮に見えていたのだろう。
しかし、妄想するのは自由だがわざわざ言葉にして外に漏らすのはいささか悪趣味だと思う。その辺にしとけよお前、頼むから。
お前・・・自重という言葉を知っていて
これなのか?
お前にコーチングは必要ない。教えたってもう治らない。全てが手遅れだ。それこそ自重しろ。
18日から次は21日夜中に飛ぶ。
そのまま一生寝込んでればいいのに
このとんでもないメンツについては下記に。
何人おんねーん!
軽くググった程度の知識で申し訳ないが、上から順にご紹介したい。
「Tempplex」
プロゲーミングチーム「REIGNITE」所属の現役プロゲーマー。Apex Legends Global Series、略称「ALGS」にて、リンク先にある通り凄まじい経歴を獲得している。名実共に世界最高峰クラスのAPEXプレイヤー。
「えでん」
「Gamewith」APEX部門として所属の現役プロゲーマー。パッド操作での実力もさることながら、今回はTempplexの通訳者としてチームに参加。要するに英語もプレデター。
と、長らく訂正し忘れていたのだが、彼は特に通訳者ではなく、英語もプレデターではないことが最近の「えちおじランク」にて判明。申し訳ない。
2022 6/08変更
「Go 月島」
EA公認の「ALGS official broadcast partner」とのこと。つまりAPEXに精通したストリーマーでおそらく正しいかと(よくわかってなくてすみません)。今回は主にメンタルコーチとしてチームに参加。
「Restia」
Tempplexに同じ台湾で活動しているストリーマー。別ゲームとなるが、過去にオーバーウォッチにてコーチングの経験あり。APEXでもプレデターランクに到達するほどの腕前。
「真イカ/TrulySquid」
2022 2/01現在、特にどこかに所属しているわけでもない模様(誤りあればすみません)。えでんに同じ英語プレデター。今回はRestiaの通訳者としてチームに参加。
通常、各チームに一人コーチが充てられるのが主だが、今回は翻訳者がいるとはいえ驚きの五名体制でのガチコーチングとなった模様。
どういう経緯だったかはやはりアーカイブを観直さないと思い出せないのだが、各コーチ陣の腕前を鑑みれば、そう易々とここまでの豪華メンバーは集まらないだろう。
それだけ推しのAPEXに対するネームバリューは広く、比例して外部から見た時の魅力も付随されていると考える。同時に、今回の試合にどれだけの熱量をもってして臨んでいるかも伺える。
アーカイブを観ればわかるが、とにかく一試合事のコーチング、フィードバックが生半可なものでなく、素人目からしても、
これタダで聞いちまっていいのか?
と思えるくらいの情報量だったことはよく覚えている。薄々気づいてはいたが、この辺りではっきりと、APEXとはただ的に上手く弾を当てるだけでは勝てないゲーム、だということを強く認識したように思う。
当時、そりゃまぁこれだけのメンツが集まってコーチングも懇切丁寧ときたら、きっと試合でも、たとえ一位はとれずとも素晴らしい結果を残してくれるだろう、と私は高をくくっていた。
ちなみに、この当時の大会とは何だったのかについては下記に。
略称「V最協」と呼ばれる大会のシーズン3。その名の通り、出場選手60名全員がVTuberという、V好きにとってはたまらない内容となっている。ついでに、実況や主催者までもがVである。
カジュアル大会とはいえしっかりとスポンサーもついており、なによりも───筆者の強いバイアスもあるが───勇気ちひろ=APEXという印象が強い中、彼女がオーダーを務めない特殊なチーム体制とはいえ紛いなりにも一番が決まるというのだから、ここまでの短い推し活の歴史において、前記したコーチング体制も相まり、最も大きな期待を抱いて観戦していた、ということをここで伝えておきたい。
散々引っ張って申し訳ないが、記事が長くなってしまったので真のターニングポイントは次の記事にて綴ろうと思う。
推しにとってもつらかったであろうこの時期が、しかしこれがなければ私は推し活を放棄していたのかもしれない。少なくとも私にとっては大事なことなので、こんなブログではあるが、いくばくか丁寧に言葉を選んで書きたいと思う。
ふぁっきんてぇてぇ
という言語センスよ。中学生か?
そんでセルフで肉片集めんな。どこ爆発してんだよそれ。頭も腕も足も元気じゃねぇか。あんまりふぁっきんてぇてぇと感じてねぇだろお前。
ちなみに該当の切り抜きとはこれである。
推しもさることながら
天使うとの声もリアクションも非常によろしい
推し配信は基本的にてぇてぇ成分がおそらくよそと比べて少ないため、こういったやり取り自体がそもそも新鮮だった。同時に、
俺、今てぇてぇ感じてる!
という、推し活歴の浅い自分そのものに感動していたことも覚えている。これがてぇてぇってやつか・・・初めてのてぇてぇ・・・。
しかし、こんな切り抜きの断片でさえも、この当時のガチコーチングっぷりがありありと聞いてとれる。果たしてこの先の結末やいかに。
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