マーケティング、経営企画のキャリアを積みたいならば、地方の大企業にはこない方がいい。その理由とは。

コロナウイルスの蔓延とともに、リモートワーク以外に「いよいよ地方移住だ」とか「一極集中が良くない、東京を離れたい」とかいう意見も目立ってきた。

また、そうでなくても、大都会が好きそうなカタカナ系の職業の人が鎌倉、葉山に住み始めたり、東京で頑張って働くひとを尻目に、地方に移住し、都会なんて逆にね、、、的に斜め下くらいに見て暮らし始めるのもトレンドになりかけてるかなーと。

私も今は都心を離れ、とある都市に住んでコンサルをしてるが、元々はこの地方都市にある大企業(本社は東京だが地方支社の中では1番大きい)で人事・経営系職種のマネジメントポジションをしていた。

そしてその会社の採用サイトには、マネジメント自ら、いかにこの地方暮らしが素晴らしくて、仕事も充実してて、週末は家族と伸び伸び暮らせて天国です!的な歯の浮くようなことを言って社員を募集している。

しかし!!!!

私は声を大にして言いたい。

経営、人事、そしてマーケティング系仕事の経験値を積みたい人は絶対地方にはこない方がいい。

東京に本社がある会社の地方支社(子会社や、地域本社などの場合もある)は、圧倒的に、仕事のレベルが低い!!!!です。

地方だと、マネジメントの仕事が圧倒的に少なく、肩書きでは部長とか取締役とかついてても、東京や海外の首都から比べると2ー3段階くらい下のレベルの仕事しか経験してないんです。

なので、取締役、が東京では課長くらいの仕事の経験値。部長、という人でも係長くらい。

でも、多くの人は地元を離れたことがないのでそれが標準だと思っている。悪気はないんです。だから現状に満足し、歯の浮くような採用サイトの面々がいらっしゃる。

でも本当ーーーに仕事のレベルは低いです。

いや、平社員レベルは東京と同じくらいかもしれない。けど、経営陣、マネジメントの仕事のスキルがもう、日本このままで大丈夫かなというレベル。

理由は主に3つ。

(1)大事な経営判断は本社に任せている

→なので自分の頭で考え、コミットするというマインドがない。

(2)最新のビジネス情報や、トレンドを肌で感じる機会が少ない

→今のままでいいと思ってしまい、危機意識が生まれにくい

(3)競争が少ない

→やっぱり人口が少ないし多様性なんてほぼゼロです、東京に比べたら、、、

いま、家族の事情でこの地方都市をしばらく離れられなくなってしまったのだが、そんなわたしでも、安定した大企業を離れ、個人事業主になることにしたのは、こういった理由からです。


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