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【随想】CMレビュー③『早稲田アカデミー/Burberry/西武園ゆうえんち/松屋』

これは何度見ても泣けるCMですね。
普通はCMとして押しつけがましくなるのを、
このCMはすんなりと受け入れられる出色な出来です。
短編映画を観たような満足感が得られます。
同じ出来事も、見る人によって全然違っていること。
冒頭30秒でママ視点、次の50秒で息子視点での伏線回収。そしてラスト10秒でママと息子の未来への期待。
無駄なく描き切る圧巻の90秒を堪能あれ。

なんとも美しく、今までに見たことのないCMで、衝撃を受けました。
とても視覚的で、映画的だなと思いました。
風が向うからやってくるところなんて、詩情を感じずにはいられません。
特に画面が横になった木々の中を駆け抜けていく姿は、ナルトの漫画でしか見たことがなく、思考や感覚が拡張される気がしました。
とんでとんでとんでとんでとんでまわってまわってまわって固まるのかっ。

流れてきたWEB広告は、これではなかったような気がしますが。
とにかくキングギドラのPOV視点が素晴らしすぎる。
ブルーアイズアルティメットドラゴンといい、三つ首竜はいつでも少年心をくすぐりますね。
造型もルックも『キングオブモンスターズ』の比ではありません(想像)。

下り坂の先が見えない、ロケ地の妙。
何の変哲もない路地なのに、あんなに多種多様な人がゾロゾロ出てくるなんて、それだけで面白い。
ドローンやヘリも出そうと言ったプランナーはいったい誰なのか。
狂気的な展開なのに、みんな楽しそうだから、それを見ているだけでつい笑ってしまう。
まさに「元気の押し売り」CMです。

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