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Photo by
noranekopochi
【随想】映画『すみっコぐらし』
まずは2皿
すみっコの映画をたいらげ
『とびだす絵本とひみつのコ』
『青い月夜のまほうのコ』
無理ある設定はなんのその
論理を超越するファンタジー表現の豊かさ
すみっコの哲学
食べられたいと願うトンカツ
寒さが苦手なシロクマ
自分が何者かわからないペンギン
トカゲのふりをした恐竜
自分に自信のない猫
ダイバーシティの時代に、
メインではないマイノリティ(すみっコ)にスポットを当てる
そんなすみっコたちを天の声が優しい言葉で肯定していく
「すみっコが落ち着くんです」
まるで自分自身に言い聞かせるかのように
すみっコたちは、
自ら声を発さず、テロップで控えめに会話する
それぞれ自分のやり方へのこだわりは強いが、
かといってそれを他に強要することはない
違いをそのまま受け入れあって、ただただそこに一緒にいる
それにしても
恐竜やにせつむりより、
2Dのフリした3Dキャラたちのほうが、
よっぽど「すみっコ」だなー!
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