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化粧品成分検定1級(上級スペシャリスト)

早速ですが、化粧品成分検定という資格をご存知でしょうか。
私は、化粧品メーカーに勤めて約10年ほど経つのですが、最近までその存在を知らずにいました。

昨年、化粧品の営業マンとしてのスキルアップを考える中で、「化粧品成分検定の資格を取得してみよう!」と思い立ち、受験しました。

そして、無事に1級に合格することができたので、その経験を生かしたブログを作成しようと思い立ちました。

このブログでは、そもそも化粧品検定とは何なのかといったことから、その内容、私の勉強方法、合格までの道のりを記載したいと思います。

◆化粧品成分検定とは

まず、化粧品検定とは、(一社)化粧品成分検定協会のホームページには下記のように記載されています。

化粧水や美容液、シャンプー、日焼け止め、ベビー用化粧品など、身の回りにあふれる化粧品に記載されている全成分の情報、及びパッケージに記載されている情報を読み解けるように導く検定です。当検定で学ぶことにより、自ら必要な目的にあった化粧品を正しく選択できるようになります。

https://www.seibunkentei.org/about/

2001年4月より、化粧品のパッケージには全成分表記が義務付けられています。また、記載にあたって下記のようなルールがあります。

  1. すべての配合成分を記載する。

  2. 配合量が多い順に記載する。

  3. 配合量が1%以下の成分は、記載順序は自由である。

  4. 着色剤は、配合量にかかわらず末尾にまとめて記載する。

化粧品のパッケージにはすべての成分が配合量の多い順に記載されています。つまり、パッケージに記載されている全成分を見ると、おおよそどんな化粧品なのかが推測できるのです。

化粧品成分検定の勉強をする中で、1つ1つの成分の特徴を理解できます。成分といっても無数にありますが、勉強を進めるとその名称からどんな成分なのか推測できるようになってきます。

実は、私は文系大学の卒業で、化学の知識はほとんどありませんでした。化粧品メーカーに勤めているといっても、企画部門の社員がつくった資料をもとに、お客様になんとなく説明していたのが本音です。

そんな私でも、検定に合格できたのです。最初は難しく感じる部分もありますが、〝慣れ〟で習得することができるものだと思います。

3級はWeb上で無料で受験することができます。
下記リンクから受験することが可能なので、一度挑戦してみてください。

私は3級も最初は何度も不合格でした。
それでも、検定のテキストを読む中で化粧品成分の基礎を理解でき、いまでは3級レベルは簡単に答えることができます。

まずは3級に挑戦する中で、化粧品成分検定がどんなものなのかを肌で感じ取ってみてください。

そして、少しでも興味を持ったら、次はテキストを購入してみてください。
受験をする人はもとより、受験しないけど化粧品の成分に興味があるという方にもオススメです。

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