見出し画像

世界遺産の厳島神社だが。


参内してみると、床が、あれっ!この木目は・・・米松じゃないか?と思った。

黒いヤニで、やっぱりヤニツボのある米松とわかった。

海の干満で腐朽しやすい束は、根継ぎで交換可能にしている。この技法は文化財でよく使われる。

中世の大工の工夫の一つなんだろうな。

この建物の床に米松が使われていたのには、びっくりした。世界遺産という日本の中世の建築物であれば、

他の神社・仏閣のように天檜をしようしたり、外材でも明治神宮の鳥居のように、台湾ヒノキを使うのでは?と思っていたものだから、s少し驚いた。

考えてみれば、中国地方は、米松の取引が盛んだったことを思い出した。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?