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世界のニュースが身近になってきた。そして、様々な分野での世界の変容が、国内経済に密接にかかわっていることを肌身で知ることになる21世紀

小資源の国、日本では、ある資源の供給が細くなると,多くの資源を輸入に頼っている日本の経済は揺れる。
ちょっと前の、”ウッドショック”の時は、実際、建築用外材の不足で、建築の仕事が止まったりしたのを経験。
幸い、自分らは国産材しか使用しないし、大企業と多くの取引を持つ製材屋とは付き合いがなかったので、殆ど影響はなかったのは運河良かったのだが。

そうはいっても、奥三河に向かうところでは、製材工場を閉鎖するところがちょっとずつ増えてきている。自給率を高めよう、持続的資源としての材木利用、地球温暖化に向けて森林にもっと注力、とちょっとずつ世間の意識が変わっていってるように思うが。
廃屋となってる材木屋を見ると気持ちが削がれる気がする。
一方、少人数でも機械化されて、昔ほど、木材職人の技術を問わず、製材品を選別するという取引先の製材屋さん。社長さんも色んな山林を飛び回って、各山の木々の成長も、記憶しているのだろう。
木材を加工したものに、ゴミはない。(利用できないものはない)
という信念を読み取れる。・・乾燥機の燃料に使うものが倉庫に。

国産材はブームという範疇を超えて、常に一定レベルの状態を保ってほしい。

一過性の補助金などいらなくなるのが、理想なんだけど。



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