見出し画像

視覚はどこまで情緒に関わるのだろう?

現代は、ごく当たり前に視覚と情緒との関りは小さいものと考えるのが半ば常識化してないだろうか、バーチャルが生活空間に入って来たためだろう。。ウッドで作った真っ白いウッドデッキを、一見しただけでは金属かプラスティックと区別しにくい。生活する空間は、もっと接近して、触れたりもする、いろんな感覚が交差する。

同じ塗料で塗装されていても、元の素材を判別するのは、接近して視覚に、更に接触すれば機械生産物は均質だから光の照り返しやら温冷感で区別できる。
これが、生活空間にあるとすれば、もっと頻繁な干渉からくる、実際の感覚が伝わってくるだろう。
どっちの素材を好むのか?という選択はあるわけだが、それは、じっと数分の接近でわかってくるものだ。
こうでなければならないというものは、制作物にはないと思う。個人個人の好む材質感・視覚に訴える造形・デザインが自分に適合するか?ということだろう。

ウッドは、他の資材の代用品ではない。材質感・接触での温冷感・均一な表面ではないことから反射する太陽光も若干やさしげ。
夜は夜で、灯火(ともし火)のような柔らかい光が、ゆっくり流れる時を表現してくれ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?