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木材細胞内の副成分(細胞内含有成分:たった5%の成分が、木材の耐久性を支える)


比重や、硬度の物理的性質と耐久性との相関関係は認められていないという。
【比重が高い→大体硬木で比重は高い(木材の真比重は1.5)という。】
ウリンの耐久性を担保するのは、含まれるポリフェノールの多さと、木材の吸水率が低いことだと
気がついた。
赤いラインマーカーの2箇所目で、(木材の耐久性にとって最も重要な因子は図3に示した副成分(抽出成分)と書かれている。



硬木セランガンバツの腐朽(白いものが腐朽菌)

抽出成分が、耐久性を左右する(ただし、もう少し掘り下げると、木材の吸水率やら、腐朽菌への免疫性もあると思っている。抽出成分について、木材を切断したときの、木の香りが、檜、杉、ヒバなどは特徴的な匂いがある。イペも同様。すべてに当てはまらないが、

改質木材で無い、普通の自然木で、匂いが付いてる者は、耐久性が比較的高いようだ。

匂いが、紙のように無臭に近い物の耐久性は経験的に低いように思う。この論文は、体験的にも、かなり納得出来る。


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