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現場が教えてくれること
下の写真の現場(都内練馬区)を下見で、30年経過のウッドデッキを見せてもらい、これをどうメンテするか?考えに考えた。
表題写真の、床材2枚の左右で、微妙に加工が違っている。材料は、SPF材(2x4材)カナダでの加圧注入材だったが。
違いは、左は、人為的キズ(インサイジング加工)をつけてあるが、右はインサイジング加工無し。
![](https://assets.st-note.com/img/1691049058264-xYVVKyMEAx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1691049086290-JxHDodB2Oz.jpg?width=1200)
インサイジングがないと、もともと加圧しても、十分な浸潤量が確保できず、耐久性は極度に低い。(DIYショップには、この手が多い)
腐朽しにくさに、インサイジング加工が大いに貢献してること大きいことがはっきりした。
それと、床板を打ち込む根太に防水のための鉄板が巻かれていて、床板と根太の重なりで水分が滞留し、含水率が腐朽数値になる数値になる。
この鉄板を挟み込むことで、腐朽しやすくなるのを防いでいる。
これは、施工上で非常に重要なポイントだと思った。このデッキが、教えてくれたことは、非常に大きい。
どこに留意したらいいのか?。
人に教わるより、実際そこに30年もいた、ウッドデッキに教わる方が真実って。
細かい技術的部分、説明は省くが、内地材(杉・ヒノキ)は注入しやすいけれど、インサイジング加工。根太と床板の接触部・・UVで壊れにくいので、ここを工夫した。
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