見出し画像

横須賀市の海風公園のボードウォークのハードウッド・・セランガンバツの交換工事を観察した。



ソフトウッド(針葉樹)と違いハードウッド(熱帯雨林材)は、腐るのだが、形をある程度残して腐る。

一見腐ってると思わないけれど、腐っているということは、かなりある。




あるお客様の車庫の上のデッキの梁がセランガンバツだったが、10年で腐って、一本の梁は折れてしまった。

セランガンバツは、東南アジアでは、国・地域をまたいで広くb分布している、熱帯材だ。

2005年の京都大学における、勉強会では、ハードウッドの杭試験によって見えてきた耐久性によると

イエローバラウ、バンキライ・・地域によって呼称は違うもののセランガンバツだが、イエローバラウが30年以上の耐久性とあった。この樹種の選別ができにくいのか、研究で供試されたバツの産地などがちがうのだろうか?


今、他のハードウッドと比して材の金額が低いのでよく使われるが、ハードウッドとしては、耐久性も低い。

10年ぐらいで腐ってくることも、しばしばある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?