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デュッセルドルフ K21(21世紀の現代アートの展示棟)そばの公園


さすがに、量産型無個性な遊具ではない。三角のリトル・ツリーハウス風の小屋からパイプのようなうねった滑り台が続く
ドイツトウヒの加圧注入材が使用されている。背板は丸みを帯びちょっと、ログ風でもある。人工材料ばかり使って、材質感も素材感も失われ行く遊具が多い我が国の傾向を嘆く。
銅系木材保存剤だと見てわかるが、浸潤度は低いので耐久性はどうだろうか?接合部の欠き方に若干工夫がみられる。


ドイツと日本の美術作品の違いとよく似ている。これは、評価するにどこを基準とするかの違いの様で。

ドイツは、発想を重要視してるんじゃないだろうか。日本は完成度であることは疑うべくもない。

そんな文化の中で遊具を凝視すると、面白いものが見えてくる。




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