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迂闊な解釈
永い事、現場サイドでウッドデッキの耐久性を考え、研究してきているが、とても大事なことにやっと気が付いた。
木材保護塗料というものの存在価値である。
耐久性をいつも考えていたからなのか、木材保護塗料の意味は、塗装で耐久性を上げるということを意味すると思い込んでいた。
だからお客様が”毎年塗っても、無処理(材木を化学的・あるいは物理的に改質したものでない)材木は結局大して耐久性に変化がない”とおっしゃったことに、”保護塗料は耐久性がたいして伸びないんですよ。”なんて言ってたのだが。
昔、”木材保護塗料は毎年塗れば、半永久的(に耐久性が保たれる)”となんかの宣伝の時、聞いた気がしたものだが。
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有る講習会のテキストを久しぶりに読み返してみて・・・・・・
あっ、そうか!と自分の思い違いに気が付いた。
永い間、木材の耐用性を、木材が耐シロアリ・防腐効力のことを指すものと誤解していた。
スーッと理解したつもりで、ここまで来てしまったが。
この優秀な専門家の先生が作られたテキストでは、耐用性は・・そうか!木材の表面の劣化(気象劣化)に対する耐用性を意味するということなのだと分かった。
生物劣化に一切触れられてないことで、やっと耐用性の意味してることが、木材が長持ちする事ではないことにやっと気が付くいたことに、恥ずかしさを感じた。
文章は、専門用語の意味だけでなく、眼光紙背に徹して、読み進め、文中の意味まで感じ取らなければならないと悟った。
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