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超古代パンクはサイバーパンクとスチームパンクを超えられるか?【第一回:時代設定】
新しいパンクスタイルを考える。創る。
サイバーパンクが現行世界の未来デストピア。
スチームパンクが産業革命の時代に分岐したユートピア的なパラレルワールド。
それ以外に何か面白い世界はないだろうか?
サイバーパンクもスチームパンクも空想科学だ。つまり別の科学体系を基礎とした世界。
コンピュータや蒸気機関ではない科学技術。
むしろ非科学とされる超能力や未知のエネルギーはどうだろうか?
そう考えた時、閃いた。
超古代パンク
人類あるいは別の種族が有していたロストテクノロジー。それがある時、発見されたとしたらどうだろう?
おそらく、想像も絶する世界が広がっているに違いない。
では、その時はいつなのか?
これは極めて重要な問題だ。
どの時代を軸にするかで世界の様相は変わってくる。
前提として、その軸は近現代に設定する。
サイバーパンクもスチームパンクもそうだが、あまりに現代とかけ離れてしまうと親近感が湧かないだろうし、現代科学の成り立たない時代に飛躍的な科学基盤を与えても、魔法使いのファンタジーもので終わってしまう。
人類が科学に目覚めた近代以降だからこそ、超古代の非科学性が矛盾して面白いのだ。
軸は簡単に見つかった。
失われたアーク、聖杯、クリスタルスカル…
どう考えても超古代のテクノロジーで出来てるとしか考えれない品々を発掘し続けたインディ・ジョーンズ。
そして、死闘を繰り広げたナチスドイツ。
そう、第二次世界大戦の時代。
考察はつづく