得意料理はカレーうどん

昔から得意な料理を聞かれることがある。
男子にしては?(そんな時代でもないか)
料理上手が有名だからだと思う。

おそらく高校の時の得意料理はカレーライスだったと思う。
その時は料理に対して何とも感じてなかった。

大学生になり、辛拉麺をオリジナルブレンドで作り出した頃からやたらこだわるようになった。
そして出来上がりの味が想像通りに出来るのはちょっとした才能かなと思う様になってから、料理が得意と思う様になりアウトプットもするようになった。

モテたかった若い頃はペペロンチーノやパエリアが得意だと吹聴していた。
大体何でも出来るが、一品料理が得意。
パスタや丼物、ラーメン等々、炭水化物はいい。

そして最近たぶんこれが1番だと思う1品を発見した。
昔、海外赴任していた時に日本に帰国する人から使わなかった日本の調味料等の食材をもらった。その中に『カレーうどんのルー』なる変化球的なカレー粉が入っていた。折角だからと、いただいた際に少しアレンジしてカレーうどんをその人に作った。

「え!」と驚くと、凄く美味しそうに食べていたのを覚えている。
その人はカレーうどんが大変好きだったらしく異国の地ではなかなか食べられないカレーうどんを自炊で良く作って食べていたとの事。
必死にレシピを聞いてきたので教えてあげた。
「そんな簡単な事ですか……」

そう凄く簡単な事。


最近になって久しぶりにカレーうどんを作ったが美味しかった。
残ったカレーを翌日カレーうどんにするのは我が家の定番だが、久々に食べたのでそこで思った。
これが得意料理だなと。

カレーは何でもいい。
ルールはひとつだけ。
生姜を入れること。
生姜がなければチューブの生姜でいい。
これだけでカレーライスの味は激変する。

カレーうどんも簡単。
残ったカレーにお出汁を入れて麺つゆを入れる。
その際水分が少なめになる様に調整し、味を伸ばして塩分整える際に牛乳を使う。

そう牛乳。
さらだけ。
意外と気づかない盲点らしい。

「知ってるよ。」
の方も沢山いるかも知れないが、経験ない方は是非お試しを。

「得意な料理は『カレーうどん』です。」
かなり言う人少ないと思う。


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