太陽と月

易経とタロットの共時性　15

易経は天火同人→風沢中孚
タロットは節制→月

天火同人、天も火も上へ登っていく。
両方とも揃ってのぼっていくので同じという意味。
周りと同じようにするとか。
相手と合わすには、心の中が広い原っぱのような、なんの妨げもない、見通しが良くないといけないらしい。
晴れ渡った雲ひとつない空にある太陽。
何かあると、それが邪魔してしまう。
ぶつかって邪魔になる。
そうなると相手や周りと合わせられなくなる。
心の中は他の人から見えないからと、色んなものを詰め込んでしまう。
表面だけキチンとしてればいい。
そんな風にはならない。
心の中に押し込めていると、いつかは爆発してしまう。
自分の行動とか言葉とか態度とか表情とか、全ての素は心の中にある。
頭、心の中で思った事を外に出して、他の人や周りにも分かる形にして意思疎通している。
周りに伝えたくないと思っても、自分の中にあるものは形となって現れてくる。
頭の中、心の中と行動や態度などが一致していれば問題ないけど、心の中で思ってないけど、嫌々してるとか、ルールやからしょうがないとか、一致してない場合は色々問題起きる。

人と合わそうとしたら自分の中でぶつかる。
自分の中でぶつからないようにしたら、周りとぶつかる。
さぁ、どうする？
自分か？周りか？？
自分の思い通りになるか？ならないか？みたいな固まった考えやとたいへんになる。
もっと色んな面があって、他にも選択肢はたくさんある。
一旦自分の気持ちを置いといて相手の思いや話を聞いて考えてみたら、第３の案とか出てくるかもしれない。
お互いに譲れるとこ譲って協力できるとこ協力して助けれるところは助けて。
自分の考えの通りにはならないけど、心を開いて意思疎通したら、より良い案が出てくるはず。

それが変化して風沢中孚。
誠の心、、誠心誠意って意味らしい。
卵から鳥がかえる時、雛が内側からたまごの殻をつつき、外側からは親鳥がつつく。
そのタイミングが合って卵がパリッと割れてヒナがかえるらしい。
そのヒナが内側から、親鳥が外側から、同時につつく様子も表してるらしい。

意思疎通すれば周りと合わせれる。
下心あれば、心の中に隠してるものとかあれば、意思疎通の邪魔になる。

タロットは節制から月。
節制は慎重に器から器に中身を移してる絵柄。
一つの事を別のことに応用してるとか。
こだわりを開放して別なことはうつしてるとか。
中身を写してる天使は片足が土、片足が水の中にある。
現実である土と心である水、その間でもやり取りがされている。
現実からエネルギー？思いへ。
思いが現実へと？

月は無意識を表してる。
絵柄は水の中からザリガニみたいなのが這い上がってきてる絵柄。
無意識から何かが出てくる。
得体の知れないものが出てくる恐怖。
何かしようとする時、心の中に押し込めてたら、邪魔してくる。
人の考えをどうしても聞き入れられない。
受け入れられない。
自分のこだわりのために。
認めることの恐怖のために。
移し替えるとか変化が起きると浮かび上がってきてしまう。
水の入れ替えとかしてたら、そこに沈んでたゴミとかが舞い上がってくる。
キレイな澄んだ水と思ってたのが、実はそこにゴミ溜まった汚い水と分かってしまう。
バレないためには水が動かないように変化しないようにしてないといけない。
変化しないからぶつかる。
動いたり、相手に合わそうとすると、水がかき混ぜられて心の底に溜まってるものが浮き上がってきてしまう。

普段から心を開いて相手と意思疎通していれば、心の中には、底に溜まってるものは少ないのかなと思う。
自分の思い通り、したいようにはできないけど、お互いのことを考えた良い第三の案とか出てきたりする。

自分の考え通りになるのか？
ならないのか？
どっちが正しいねん？間違ってるねん？
みたいな事してたら自分が折れて相手に従うのか？
言い負かされて従うしかなくなるのか？
相手を言い負かすのか？
勝つためには相手に弱みや自分の失敗、間違いなど付け入る隙を見せれない。
と、心の中に色んなものを押し込めてしまう。
水を動かされたら浮いてきてしまう。
底のゴミが舞い上がってしまう。
澄んでる水が濁ってしまう。

みたいな事になる。

あなたの心は、水の中はかき混ぜられても大丈夫？？？

おぉー、易経とタロット、いい感じでまとまったかも。

別の解釈もしています。
よかったらみてください。

八卦と四大元素で解釈してみた。

数字で解釈してみた。