目の前の事

数字でみる易経とタロット　10
易経は沢天壊→離為火
タロットは魔術師→審判

易経の沢天壊の沢は2、天は1。
離為火は火が２つなので火は3。
タロットは上下の卦からなる易経に見立てて数字を表すヌーメラスカードを2枚引きました。
魔術師は上から剣10、金貨5
審判は上から剣3、棒6

易経の沢天壊は心を表す下が天の1。
現実を表す上の沢が2。
1は始める。
とりあえず動いてみる。
そんなやる気に満ち溢れてる状態。
じっとしていられない感じ。
そんな心、気持ち。
現実の沢、2はとりあえず動いた事で色々分かり、選択肢ができてきて何を選ぶかな？
この先どの方向に動いていくかな？
を決める2。
沢天壊は決壊する、決壊寸前、崩壊とかいう意味やけど、動けなくてたまってたのが、やっと動けた感じでしょうか？
動く気力もなかったのが、元気になってやる気満タン、気力充実みたいな感じでしょう？
動けない状態がやる気が満たされて溢れた事によって動けるようになった感じでしょうか？
動く事で色々分かり硬直状態やったのをぶち壊したっ！！！
みたいな感じ。

離為火は火が２つ、両方3。
生み出す3。
どんどん動いて、結果をバンバン出してる感じ。

良い感じやとそうなるけど、悪い面とみると、抑えてた悪感情、鬱憤、不満が抑えきれなくなり、さて、どうやって発散しようか？みたいな。
生み出すは何を生み出すのか？
良くない考えが抑えきれなくなり、動き出して、悪知恵を働かしてさまえば、周りへの迷惑とかを生み出してしまう。
被害、損害、嫌な目にあわせてしまう。
良くないものを生み出してしまう。
不満とかストレスで周りをみはじめると、次から次へと気に入らない事はナンボでも見つかる。
文句言うてぶつかってたら、大惨事。
周りがね。

沢天壊、溢れ出して決壊するけど、何が溢れ出すのか？
良いエネルギーが1、動き始めたら2の選んでいく方向も良いものになる。
良いっていうのは人々の安心とか信頼とか協力とか助け合いとか灯を照らす、ともす事。
良くないのは、人に嫌な思いをさせて、害を与えて、反感を生んで、復讐心を生んで、仕返し、憎み合い、競争で潰し合い、論破し合い、人を嫌な目にあわせる事を生んでしまう。

さてさて、行動の原動力となる溢れてくる思いはなんなのか？
そして、それは何をもたらすのかっ！！！！

タロットの上から剣10、金貨5の魔術師。
心を表す上が剣10。
現実を表す下が金貨5。
剣は風、分析、理論。
10は極まった形。
分析して分析して理論で考えに考え尽くして、考えるのをやめた感じ。
トイレしたり、風呂入ったり、と考えるのをやめた時にフッと答えを得れたりする。
みたいな。
現実は金貨5
金貨は土、現実、物質。
5は広める。
浪費みたいな意味になる。
時間の無駄やったのかもしれない。
動けば、調べに行ったり、人の話を聞きに行ったり、実験してみたりと、頭の中だけじゃなくて行動してみればもっと早くに辿り着いたかもしれない。
かもしれない。
だから、とりあえず動き出そうの魔術師？？？
動けば情報が集まり、色々分かってくる。
実際にやってみないと、体験してみないと
分からないことはたくさんある。
それを頭で考えても分からない。

上から剣3、棒6の審判。
剣は風、分析、理論。
3は生み出す。
絵柄がハートに剣3本刺さってる絵。
失恋のカードとか言われてるみたい。
風は分けていくから分析とか細かく分けて具体的にするから理論とか言う意味がある。
分ける事を生み出すから別れみたいな。
でも、知識を得てるとも見れる。
それが心を表す上にある。
現実を表す下は棒6。
棒は火、やる気とか。
6は調和されてるカード。
絵柄も自分の考えにみんなが協力してくれてる絵。
自分のやる気、思いにみんなが答えてくれてる。
理論がちゃんとしていれば、筋が通っていれば、みんなが賛成してついてきてくれる。
みたいな感じなんやろか？

その代わり、審判なので、みんながついてきてくれると言う現実にいつまでも止まってたらダメという事でもあるかもしれない。
剣3、みんながついてきてくれた考えにこだわらずに、新たに考えて過去うまくいった考えに止まってたら危険ですよ？って言うてるみたい。

審判は解放やからね。

一度うまくいけば、その次も同じようにしてしまう。
うまくいかなくても、いやいや、この方法でうまくいってたんやから大丈夫と縋り付いてしまう。
そうなると大変。
時間も経ち、その時と状況とか条件とか色々と変わってるから、その場に応じた新しいやり方をしていかないと、ズレが生じてうまくいかなくなるのは当たり前。
でも、過去のうまくいったという安心に縋り付いてしまう。

難しいですよねー。
目の前の事を見て対応していくのが1番安全やのに。
昔に得た安心に止まろうとしてしまう。

上から剣10、金貨5の魔術師も剣3、棒6の審判も、目の前の事を見ずに頭の中の考えにしがみついて動けなくなってる様を表してるみたい。

誰もが陥ってしまう危険。
目の前の事を見て対応する事を疎かにしてしまう。

気をつけないといけないですよねー。

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