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もとは何??

八卦と四大元素 5
易経は風雷益→風沢中孚
タロットは吊るされた男→塔

易経の風雷益は下の卦が雷、上の卦が風。
風沢中孚は下の卦が沢、上の卦が風。
タロットも易経に見立てて上下2枚四大元素を表すコートカードをひいた。
吊られた男は下から金貨ペイジ、杯キング
塔は下から金貨ペイジ、棒ペイジ。


風雷益
上の卦の風も下の卦の雷も両方とも動きを表す卦であり、五行の木になる。
風は横に広がり、雷は縦方向への広がり。
根や枝葉が伸びて広がっていく様なのかな?

易経では変化は下から起こる。
1番下が陰になっている。
陽が3本あったところに、隙間に陰が入り込んできて1番下が陰になった感じ。
スキマ風のように小さな隙間から入り込んできた陰。
スキマがあれば入ってきて、どこまでも広く行き渡る、浸透していく様。


面白い事に風の陰と陽を逆にしたら雷になる。
同じ動きを表し、五行では木になる風と雷。
陰と陽が逆になってる。
逆になってるからこそ、陰陽混じり合って、助け合い、補い合いでいいのかも。
横にも縦にも動くから全体が満遍なく均等に混ざる。
自然の理の働きの一つ、均一化になる。
雷は3本とも陰やったところに陽が入ってきた。

1番下の陽、地表で温められた熱い空気の塊。
熱い空気は上は昇っていく。
上空は冷えていて、熱い空気は昇りながら冷やされていく。
でも、熱くなりすぎた空気は上昇気流を起こし冷やされる前に熱いままで急速に昇っていく。
そしたら、上空にある下に降りようとしてきる冷たい空気の塊と昇っていく熱い空気の塊がぶつかり、擦れて摩擦で電気が溜まっていく。
陰は真ん中が空いてるので、その陰の冷たい空気の真ん中を陽である熱い空気が昇っていく?
そして摩擦を起こして電気発生??
ものすごく大きな空気の塊のぶつかり、擦り合いなのですごいエネルギーが発生する。
そのエネルギーは音、光、ねつ、匂い、衝撃などになり、空から地上まで一直線に落ちていく。
雷。
縦方向の動き。
音や光などでの驚きなどを表す。

陰は下にいく性質があり、その陰である風が上の卦、陽は上にいく性質があり、その陽である雷が下にあり、上下が交わる。
横の動きと縦の動きがうまく組み合わさり、全方向への動きになる。
どこにも偏らず、自由な感じ。
横方向だけでも、縦方向だけでも偏りが出てしまう。
みたいな。

風沢中孚は上の卦が風、下の卦が沢。
両方陰なので下に下がる性質で、イメージは沢の窪みに沿って風が吹く感じ。
両方陰なので、陰である沢に導かれても大丈夫なのかも。
同じ方向へ行くので、同時にタイミングを合わせてヒナがタマゴの内から、親鳥がタマゴの外からつついて、タマゴが割れてヒナがかえる。
同時に、合わす。
裏表がない、矛盾がない、本音と建前がそんなに違わないので誠の心。

風雷益、縦にも横にも自由に柔軟に動くためには、裏表のない、矛盾のない、本音と建前の差が少ない、方が邪魔するものないのが大切みたいな。

タロットは吊るされた男が下から金貨ペイジ、杯キング
塔は金貨ペイジ、棒ペイジ。
両方とも下が金貨ペイジ。
金貨もペイジも土を表す。
土は現実、物質化、形になったものを受け取る、成果を受け取るので受け身、初心者。

杯は水で心、感情、水のように混ぜ合わせる、溶け込ませる。
キングは火、元気ですかぁー!ダァーーー!!!
木に自らぶら下がり自分と向き合い、心の中を見て、心の中の何が現実になったのか?
この現実は心の中の何が素なのか?
と向き合ってる。

塔の下が金貨ペイジ、上が棒ペイジ。
金貨もペイジも土で受け取る、物質化とか。
棒は火、やる気、元気、いわき!ダァーーー!
とにかく、とりあえず何も考えずに動いてしまう感じ。
無意識のうちにパッと反応してしまってる事が現実を作っている。
それが塔となって習慣となり無意識のうちに反応して、その結果を現実として受け取っている。

易経では下から変化が起こる。
八卦が2個、陰陽が6本でできてるけど、下の八卦が自分上の八卦が相手や周りの環境と見立てられる。
下の八卦が自分の心の中で上の八卦が外面とか建前になる。
下が心の中、精神、形になる前のもの。
上が現実、形になったものになる。

タロットは逆で下が現実、物質化したもので上が形になる前のものになる。
易経とタロットでは逆に成る。
面白い。

なので吊られた男も塔も下が金貨ペイジ、両方土で現実、物質化、形になったもの、受け取るという意味。
その形になる前のものが吊られた男では杯キング、心の中の1番上なので心の奥底のものになる。

塔の上は棒ペイジ。
火、形になる前のもの、エネルギー、考える前に動いてしまう、そんな様。
その結果受け取るペイジ、土、現実。

自分の心の中を見れば、現実は無意識による反応、無意識のうちにしてしまってる事の積み重ねで塔ができてる。
その塔は雷に打たれて崩れている。
棒ペイジ、棒は火。
考える前に無意識に反応して動いてしまう。
雷のように。
なにかに対してイラッとして、バッと言い返してしまう。
売り言葉に買い言葉で言いすぎてしまう。
我を忘れて周りが見えなくなってしまう。
そんなパッとでる咄嗟の事が、雷のように塔を、自分が作り上げてきたものを自ら破壊してるかも。

それは、吊るされた男のように自分を省みないと分からない。
その無意識の反応も自分が何回も繰り返してきてクセになり身につけたもの。
自分で選び取ってきたもの、作り上げてきたもの。
塔。

ならば、自ら木にぶら下がって自分の心の中を見て、自分で見つけるしかない。

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読んでみてください。

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