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「おもちゃ病院」を初めて知った

今日はお昼休憩がてら、家にあった古いアイロンを地域の家電回収拠点に出しに行きました。
古いとはいえ、どこも壊れていないし、まだ使えます。
ゴミにならずに、リユースされるのはとても清々しい気持ちになります。
物を粗末にせずに済んだ、もしかしたら誰かの役に立てるかもしれない、地球にいいことをした(笑)
なんだかすごくいい気分になります。

回収拠点の場所は地域のリサイクルセンターでもあります。
3R(リデュース・リユース・リサイクル)に関するさまざまな情報が提供されているのですが、なにせいい気分なので熱心に掲示されているビラを読んでいたところ…
「壊れているおもちゃを直します」「おもちゃの病院」
という言葉が目に入りました。
しかも、修理代金は無料とのこと。
おもちゃを修理するボランティア団体があり、全国700箇所で活動されていることを知りました。
子どもは、力の加減を学んでいる最中ですので、よくおもちゃを壊してしまいます。
成長の過程で仕方のないことと割り切って、これまで壊れたおもちゃは処分していました。
音が出なくなった、部品が取れた壊れた、いろいろ。
そしてお気に入りだったおもちゃが使えなくなったときの、子どものしょんぼりした顔がなんとも辛い。

おもちゃの病院の活動を初めて知り、ひどく感動しました。
子どもが笑顔になる、物を大切にできる、新たにおもちゃを買う必要もなくなりお金の節約にもなる。
素晴らしいことしかありません。

最近断捨離とか、ミニマリストさんのyoutubeをよく見ています。
物にあふれて大切なものが分からなくなる生活より、目が行き届くくらいの量に厳選されたものを長く大切に使う生活をしたいと思うようになりました。
一つひとつの物に思いをかけて向き合ってみると、自然と心が穏やかになる感覚を味わいました。
物があふれすぎている市場経済の中で生きていますが、今の自分にとって本当に必要なものはなんだろう?と問いかけ、一つ一つの物に思いをかけて使っていきたいです。
また、そんな娘に育ってくれたらいいなぁと願います。

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