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大事なことだから何度でも No.1 「望みはエネルギーの手を引いてやってくる」

「これをしよう!これがしたい! 」

何かに向かうベクトルは、「期待感」によって作られる。誰かのために料理を作る時、その相手が喜んでくれる顔を想像して作る。サーフィンでパドルを漕いでいる時、波に乗れたら最高な気分になるだろうなとワクワクする。大好きな友人や恋人にラインを送る時、どんな言葉を返してくるか楽しみになる。楽しみだから、期待しているから、「今」を努力だなんてあんまり思わない。ただ楽しみで仕方ないのだ。

この期待が問題だ。期待の作られるプロセスの一つとして、過去の経験による未来へのイメージの形成がある。つまり、期待の作り方の一つは条件付けだ。過去の経験から学習した条件によって期待感が作られているということを深く理解しておきたい。なので、できることからしていこう、成功体験を積んで自分に自信を持とう、という考え方は正論であるのはわかる。それも実践して、自分の実力などへの期待を少しづつ膨らませていきたい。

一方で、もっともっと期待感を増大させるためには、質感を伴った自分の成し遂げたい、実現したい未来(それは自分の未来でも、自分以外の未来でもいい)を描くのだ。人の笑顔が、自分の喜びが、行動の後の結果とそれに伴う自分の感情を、明確に描けるほど、その「未来」は「今」の僕の腕を引っ張って、「今」が「未来」になっていく。そうか、そういうことか。文章を書きながら更に深掘れてよかった。明確さというのは、5W1Hを考えてみるのはどうだろうか。いつ、どこで、誰と、何を使って、どのようにして、それを何故して、これらをクリエイトしていく。成し遂げたときの5感もクリエイトしてみる。勝手に、心が何を感じるかも加えて、6感で考えよう。それを成した時、どんな香りに包まれるか、どんな光景を目にするか、何を触りその感触は何か、口の中はどんな感じになるか、どんな言葉を発したり聞いているか、そして何を感じるか。

「明確なソコに行けばコウなるかも」があれば、もっとソコに行きたいがドライブされる。コウなるかも、が肝だ。これは想像力の世界。そして、想像とは、創造なんだ。未来を製作しよう、クリエイトしよう。父は小説家になりたかったらしい。僕も、僕のワクワクする物語を書こう。

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