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小説『廃市〜望郷篇〜』

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ある日、突然、しがない一人暮らしの中年男のところに届いた、山岳地方の高原リゾートからのパーティへの招待状。そこには数年前に失踪した妻の書いた「ぜひおいで下さい。お会い出来るのを楽…
この作品は、20年前の執筆。某幻〇舎の編集者の依頼で執筆したものなのだが、途中、シオザワが勤め先を…
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#みんなでつくる秋アルバム

第一章 出発〜霧の街から〜

それは、長い雨が降り続き、異常寒気や熱波や、世界中で天候の異変ばかりが続く、二十一世紀も…

1,000
塩澤幸登
3年前

第二章 深夜急行〜荒野へ〜

深夜出発の急行列車は彼の住む町から地下鉄で十五分の中央北駅が始発駅だった。誰一人見送って…

1,000
塩澤幸登
3年前
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