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#3 素描の詩

最近、人生で初めて書いた、詩と呼べるもの(?)を載せたい。ただそれだけ。
誰かにタイトルを付けてもらおうかと考えているのです。

 

 生れた街の突堤の下には

 

 星空とどこまでも青く爛れる

 

 ぼくの内部。

 

 

 夢は細胞から発生するんだろうか、

 

 あるとき、

 

 きみが口にした一節の問いは

 

 いまもまだぼくの海に浮かんだまま

 

 ただ、光の射さない暗礁のごと

 

 事象として「過去」の葬列に繰り入れられ

 

 眠っている。


 しずかに。