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犬の性格は外見的特徴に表れている

イヌ科の動物の中で犬だけに垂れ耳が存在するというのをご存じでしょうか?

言ってしまえば当たり前といえば当たり前の話なのですが、意外と気にされていない方が多いのでお伝えしておこうと思います。

そもそも耳というのは何のためにあるのでしょう?

これはもちろん皆さんお分かりのとおり、耳は音を聞くために存在する器官ですね。
てことは言うまでもなく耳が垂れている(塞がっている)より立っている(開いている)ほうが機能的には優れています。
ということは当然耳が立っている犬のほうが良く音を聞き取れることになりますね。

ということは耳が垂れている犬は音を聞き取るのが得意ではないということになります。
つまり別の言い方をすると、耳が立っている犬よりも音に対して鈍感だということです。

立ち耳と垂れ耳、飼いやすいのはどっち?

一概にどちらが飼いやすいとは言えませんが、立ち耳のほうが警戒心が強く番犬向きな性格で、垂れ耳のほうがおおらかで環境適応能力は高い傾向にあります。
飼育の目的によりますが、ペットとして飼うのなら断然垂れ耳の犬のほうがおすすめです。

良く吠えるといわれる代表的な犬種をあげると昔はスピッツでしたが、今はチワワ、ポメラニアン、ヨークシャーテリアあたりでしょうか?ミニピンなんかも含まれるかもしれませんね。

性格は遺伝的な要因もありますし飼育環境でも変わるので一概には言えませんが、立ち耳の犬は警戒心が強く神経質という印象を持たれている方が多いでしょう。

おおらかな犬という印象の犬の代表は大型犬が多いかもしれませんが、ゴールデンやグレートピレニーズ、セントバーナードなどですかね。

追跡調査に特化した優れた嗅覚を持つブラッドハウンドなんかは史上最も耳が長い犬としてギネス認定された犬もいるくらいですから、耳が長く垂れている犬ほど臭いフェチなのかもしれませんね。
水を満水にした25mプールにお酢を一滴垂らしてもその臭いをかぎ取れるとか。
いやはやとんでもない変態ですw

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犬選びには耳の形状の違いを考慮しましょう

どんな犬を飼おうかと考えた時に、サイズや毛の長さを選択基準にする方は多いですが、耳が立っているか垂れているかは結構重要だと思います。

活発なお子さんがいるご家庭では、立ち耳の犬を飼育すると相当なストレスを感じ、しつけがうまくいかず思わぬケガや事故につながる可能性もあります。

犬や猫は身近にいすぎて誤解していることも多々ありそうですから、この記事をきっかけに興味を持たれたら犬のことを調べてみると面白い発見があるかもしれません。

それではまた。




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