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I’m obsessed with 1950s fashion

最近になって、1940〜1950年代のメンズファッションの良さに気づいたので、何かしら書き残しておこうと思います。もう少し具体的に言うとすれば、スーツジャケットやスラックス、ネクタイの着こなし方ですね。そういうファッションやハリウッドの白黒映画に馴染みのない方はさっぱりわからないかも。画像検索をしていたら良さげなページを見つけたので、↓からどうぞ。

以前からゲーム『L.A. Noire』をプレイしたり1940〜1950年代のハリウッド映画を観て、当時のメンズファッションの渋さは知ってはいましたが、今回実際にハマったきっかけとなったのが、この映画。

1950年代のロサンゼルスを舞台にした、犯罪・アクション系。性格も部署も違う3人の刑事が主役です。腕っぷしの強いタフな刑事、生真面目だが野心的な刑事、ちやほやされたいオシャレ刑事が出てきます。キャラクターもプロットも音楽も良い。めっちゃ面白い。フィルム・ノワール好きな人は楽しめると思います。

さて、メンズファッションの話です。この映画に出てくる刑事だいたいカッコいいですが、現代の会社員みたいな黒ずくめのスーツではなく、それぞれ違う色のジャケットとズボンを組み合わせるスタイルのようです。

・茶色のジャケットにグレーのズボン
・ベージュ系のジャケットに茶色のズボン
・グレーのジャケットに黒のズボン

みたいな感じです(どれも質のよさそうな生地)。それに加えて、ストライプやチェック、幾何学模様だったりカエデの葉の柄だったりのネクタイを組み合わせるのですね。

今でも確かに、色の違うジャケットとズボンを組み合わせるファッションはありますよね。アメリカの芸能人、スティーブ・ハーヴィ氏がスタイリングのコツを披露しています。

あとそれを実演してくれてるYouTubeの方。

でも1950年代と現代とではだいぶ雰囲気が違いますよね。シルエットなのか、生地なのか、柄なのか。

筆者、今25歳の男性ですが、個人的にはメンズのスーツに憧れたことは今まであんまりなかったんですよね。その分、今ハマっている1950年代のスタイルが、おしゃれなメンズファッションの基準になりそうな予感がします。

ちなみに、何か自分でもヴィンテージ要素取り入れたいと思ってネクタイ買いました。eBayって便利ですね。

アメリカからやってきたヴィンテージネクタイ

これは1940〜1950年代に作られたものでアール・デコと言われる様式の模様だそうです。今じゃこんなデザインのネクタイ手に入らないですよね。それから、現代のネクタイと比べて短く、幅が太いです。

デザインの違い

このネクタイを締めるだけでぐっとおしゃれになる強力なアイテム。それはさておき、はるばるアメリカから国と時代を超えて手元に届いたことを思うと感慨深いです。

【おまけ】
ジャケットじゃ寒いときは、当然コートを着ますよね。この時代のコートってどういう感じだっけ、そういえば映画『カサブランカ』とかに出てたハンフリー・ボガートのトレンチコート姿が印象的だったな、と思って調べてみたら、これですよ。渋すぎかよ。

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