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一緒に夏過ごせへんくて、ごめんね、

一緒に夏過ごせへんくて、ごめんね。私君と夏過ごしたかった。今年の夏君がいて欲しかった。
君と痛いコト、したかった。君としたかった。君と気持ちいコトしたかった。君としたかった。
気持ち悪いくらい汗かきながら教養のない君とサマーウォーズ見たかった。君の感想聞きたかった。私の横顔を見てる君の感想聞きたかった。
君の太陽に照らされた顔が見たかった。暗い部屋が似合う君が光る太陽にうなされながら気だるげに私を見るその瞳に反射したかった。
夏はね、消えないよ。今年の夏私がどれだけ君を残して楽しんでも夏は絶対消えない。消えないんだけどさ。これから私たち何回あの季節を過ごせるのかな。永遠なんてないんだけどもしも永遠を君が信じる力があるのなら私は君のために永遠を使いたい。永遠に一緒に夏を過ごしていたい。私の生まれた季節も君が生まれた季節も私たちが出会った季節も私たちが離れた季節も、呪うほど愛おしいほど君と何度も何度も季節を重ねたい。君の記憶に重なりたい。君と重なりたい。君に会いたい。今年は、今年の夏の君に会いたかった。

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