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はじめてネットから仕事の依頼が来た時の話〜どんな発信が仕事につながったのか?


独立する数年前にホームページは開設しました

自分のホームページを作ったのは2007年でしたでしょうか。とは言ってもその頃はまだ会社員で中小企業診断士の資格受験をしていた頃なので、ホームページと言うよりブログを書いてました。2008年に資格合格を果たし、2010年に独立しました。その頃からホームページの形式を整え、情報発信の強化を目指しましたが・・・何と言っても書くことがあまりない!

独立直後は当然のように実績が無く、仕事の話はほとんど書けませんでした。ちょっとした経営やマーケティングの話を書いてもあまり集客にはなりませんでした。あ、「アメリア・イアハート効果」の記事は映画化のタイミングなどもあってアクセス殺到したこともありましたが。

ネットからの問い合わせは営業ばかり・・・

ホームページを作ると、最初に来るのはもちろん仕事の問い合わせではなく、営業メールです。お問合せフォームからの営業は悪いことだとは思いません。中にはちょっと興味のある内容が来ることもあります。しかし「全く当社と関係ないやん!」というメールには正直イライラします。

  • 配送業です、御社は物流でお困りでありませんか?

    • →商品の発送なんてやっていません!

  • 会社にお花を置きませんか?

    • →バーチャルオフィスしか持っていません!

  • パソコン10台納入でお安くなりますよ

    • →社員は一人です!

こっちのことを全く調べてもいない問い合わせメールは嫌ですね。まあ、問い合わせフォームから送ってくる会社の大半は、何も調べずに大量送信しているだけでしょうからね。

最近は、SNSでもスパム問い合わせ来ますね。先日も弁理士を語る人からLinkedINでメッセージが来ていました。ほんと、余計なお世話だ!

コンサルタントに問い合わせで最初に来る仕事は執筆

話が逸れました。実際にホントの意味で仕事の依頼が来たのは、仕事を始めて、1,2年が経った頃です。

何の仕事の依頼かと言うと執筆でした。コンサルタントへのネットでの仕事の最初の依頼は執筆だと思います。

なぜなら、知らないコンサルタントにいきなりコンサルを頼むことはないでしょう。セミナも見たことのない講師に頼むことはないでしょう。

しかし執筆だけはホームページに文章があればこの内容で書いてくださいと頼むことができるわけです。私が人格破綻者であったとしても文章が真っ当なら依頼が来るわけです。

何の執筆の依頼がくるか?なぜその依頼が来たか?

では何の執筆の依頼があったでしょうか?

当時、徐々に先輩から紹介されたセミナの仕事をしていました。今もこのテーマでセミナをすることがありますが「創業者のための無料のデジタル活用術」といったものです。デジタル関連のセミナは内容がすぐに古くなるので、セミナのテキストを丸々ホームページに掲載していました。そうすると、出版社から問い合わせメールが来て、「このセミナの内容で記事を書いてください」と頼まれました。

(残念ながらその時に来た依頼メールは今となっては見つけることができませんでした)

青山にあるオフィスに伺って打ち合わせを一度しましたが、担当者の方は、数十ページに及ぶ私のセミナ資料をプリントアウトされていて、この部分でお願いします、と頼まれました。

独立当初はどうしても知り合いネットワークの中の紹介ばかりで仕事をしていたので、知らない人からの依頼はとても嬉しかったのを覚えています。ようやく認められた気がしたものです。情報をオープンにして出しておくことの重要性を実感しました。

掲載された雑誌の写真は残っていました。レディ・ガガとコラボですよ!(記事とガガとは関係ありません)

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仕事を楽にする情報発信は大事!

もちろん情報発信をして仕事につながるのはありがたいことです。最近はホームページからセミナのご依頼を頂くことも増えています。

受注も嬉しいですが、それよりも私が情報発信を続けているのは、仕事が楽にスムーズになるからです。

前述の初めての問い合わせによる執筆は6ページ程度でしたが、すぐに納品することができました。なぜなら予めセミナ資料を作っており、セミナで実際に話しているので、文章化は簡単なことでした。

逆に普段実施するセミナの準備も、セミナを実施する前に、その内容でブログ記事を書いています。そうするとセミナの依頼が来てプレゼン資料を作り始めるわけですが、事前に頭の中で話す内容が出来上がっています。

まず文章にする。

それが私の中でのセミナ準備であり、コンサル準備につながっているので、今後とも情報発信は熱心にやっていきたいと思います。

そんなところで。

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