「戸惑い」が「特長」になる三段活用
「戸惑い」を見つめていたら、自分の特長や魅力と呼べるものが言葉になった!
ネガティブ感情の三段活用、めっちゃいい。面白い。
戸惑い↔️こだわり・憧れ
先日、仕事先の人に有名そうな人を紹介されたとき、全然その人のことを知らなくて戸惑った。
感情を体で感じきるワークをとおして、自分は「もっとうまく切り返したかった」「洗練された会話がしたかった」というような「こだわり」を持っていると気がついた。
そこに自分の「憧れ」を見つけた。
「戸惑い」は「憧れ」から生まれたのかな。
時間をおいて、そのことをなんとなく考えていたら、またふと視点が切り替わった。
憧れ・自分にないもの↔️自分にあるもの
「うまく、かっこよく会話を返せる」ことに憧れて、こだわっている。憧れているということは、「自分にはない」と感じている?
でも、それって実は「自分にあるもの」の裏返しなのかも!
じゃあ、「私にあるもの」を言葉にしてみると、何だろう?
それは「飾り気のない、率直なものの言い方」かも。
気を遣って出てきた言葉じゃなくて、「本心で感じた言葉」なのかも。
誰かに喜ばれたとき
最近、少しだけ「外側から見た自分」に意識が向いてきている。
「自分一人で考えている私」ではなくて、「他の誰かから見た私」って、どんなんだったっけ?と。
結局、それって人からのフィードバックがあって、初めて認識できるものだなと思う。
だから、誰かに喜ばれたときを思い出そうと思って。せっかくだったら、喜ばしい自分の姿を見てみようと思って。
率直に言葉にする
出てくるエピソードには共通点がある。
誰かと、その人の内面に触れる話をしたときに、「私が捉えたその人」を言葉にして喜ばれている。
一緒に働いてた同僚に、私が思うその人の素敵なところ、得意なこと、強みになるところを言葉にする。まぁ、その人の内面に触れるタイミングって、次の職場を探してるときだったりするけど。
私が知っているその人を言葉にすると、すごく喜ばれる。面接に活かせる。笑
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いろんな職場を経験する中で、学生や受講生と呼ばれる人たちと過ごした日々もある。
そこでは、その人たちが何か目標に向かうのをサポートするのが仕事で。ずっと個人的な話をしてるわけじゃない。
ちょっとした機会に「あなたはどんなことをやってきたのか」「どういうことに興味があるのか」を聞いていると、後になって「実は、あの時わかったんです」と言われる。「進路がハッキリしたんです」って。
それって、その人が話してくれる内容を聞いて、私が感じたことをそのまま言ったり、深掘りするような質問をしたり。
単純に私が聞きたいことを訊いている。その人がどんな人なのか、知りたくて訊いている。
そこに洗練された会話や、気遣いだけの言葉は出てこない。
(いや、そこは気遣えよってこともあったかもしれないけど。喜ばれたエピソードに集中しよう。あと、たまに面白い切り返しが、できることもあるよ!)
私にあるもの
noteも、率直に思ったことを書いている。
ちょっと前のことだけど、他のnoterさんが記事に書いてるのを読んで、こっそりAIに「ロン子の魅力を教えて」と訊いてみた。
まず最初に「率直さ」が挙がっていた。
noteを書き続けてるうちに、さらに率直に思いを言葉にするようになってる気がする。さらけ出してしまえーって。
直接会って話す私は、もう少し、飾られてるのかもしれない。
てか、noteでは完全に内側にフォーカスして、心をじーっと見つめて書いているので、外側の自分を意識しちゃうと、急に恥ずかしくなる。
だからコメント返しが難しく感じるのか!急に外側の自分が出てきて、違和感があったり、気恥ずかしさで身動きが取れなくなるんだ。
ふふ。よーし、もっと内側と外側を近づけていこう。そしたら、もうちょっとバランス取れるはず。
三段活用
「①戸惑ったこと」を見つめて、感じきってみたら、見えてきた「②こだわりや憧れ」を感じる理由をひっくり返して、「③自分にあるもの・特長」が言葉にできた。
この3段めへの転換、めっちゃ面白い!!
ひとひねり要るけど。
ネガティブ感情を見つめてたはずなのに、なんか素敵なものを見つけられる。
他のネガティブ感情は、どう変換して活用していけるだろうか。
もっともっと見てみたくなる。