宮里賢史 / 人口減少とAIの最前線レポート

西海クリエイティブカンパニー / ばりぐっど大学 AIで、人が減っても大丈夫な社会をつくる。 日本の1番西の端っこで、事業をしています。 人口減少とAIの最前線レポートです。 https://saikaicreative.co.jp/

宮里賢史 / 人口減少とAIの最前線レポート

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最近の記事

なぜ私たちは、無料で高校生を、海外に連れていくのか。

今年もばりぐっど海外使節団の選考が終わり、合格者発表が行われました。 ばりぐっど海外使節団とは、SCCが主催している海外渡航プログラムで、通常の高校プログラムと大きく違うのは、「SCCがお金を全額負担」していること、です。 ばりぐっど海外使節団の概要 対象:長崎県内の現役高校生 日程:2025年1月 工程:台湾大学や台湾科技大学を訪問し、台湾人や米国人の現役高校生や大学生と交流 選考方法:書類選考 と 面接選考 主催:株式会社西海クリエイティブカンパニー 今年のWebサイ

    • 【データ公開】生成AIを全庁導入した市役所が、AIの有用性を検証したレポートを公開

       西海クリエイティブカンパニーの宮里です。  本日は、弊社の生成AIの全庁試行運用を行っておられる長崎県西海市役所(長崎県/人口25000人/職員数363名)の中間アンケート結果報告が出ましたので、西海市役所様より許可を得て共有させていただきます。  9割の職員様が「有用性を感じる」、8割の職員様が「継続したい」、などこれから自治体生成AI導入を検討されていかれる自治体様にとって、有益な生の声が反映されたレポートかと思います。 アンケート結果と概要の解説  西海市役所情

      • 【オンライン解説会】 ズルいWebサイト作成&ズルいパワポ作成の解説会のお知らせ

        本日は、解説会のお知らせです。ウェビナー形式ですので、お気軽にお申し込みください。ズルいWebサイトの作り方、ズルいパワポの作り方の解説会を行います。 日程:7月4日(木)13:00~14:00  内容:ズルいパワポの作り方解説 / ズルいWebサイトの作り方解説 /他事例 目指すところ:AIを使った業務効率ならびに新規事業の最新事例を学ぶ 参加条件:最新のAIにキャッチアップをしたい方 定員:20名程度 お申込方法:下記のGoogle formよりお申し込みください。

        • 【ズルいWebサイトの作り方】 作りたいWebサイトの画像を送って、10分でWebサイトを作る

           みなさまこんにちは、こんばんは。  本日は"ズルいWebサイトの作り方"です。今回は私が多用している働き方の一つです。 【やりたいこと】  今回は「こんなWebサイト作りたい!」という画像データをAIに共有して、そのデザインをベースにした実際のWebサイトを作り、公開することがゴールです。  私の具体的な利用シーンとしては、社内や関係が近い人への説明資料です。パワポではなく、Webサイトでプレゼンするメリットは、 ・デザインの自由度が高いこと ・Webサイトを作った

          【ズルい国会答弁書の作り方: 分析編】

           みなさまこんにちは、こんばんは。宮里です。  この記事では、公務員の皆様が、国会答弁書を作るお手伝いをしたいと思って、やってみたことを紹介します。現政権の政策分析、質問する政治家の政策分析・性格分析をAIと一緒にやってみたので、そのフローを解説します。 そのフローのなかで、"いきなり答弁書を書かせず"、まずは現状分析をしっかりAIにさせよう!という話にも触れていきます。  早速ですが、下記のような政治家ごとの興味領域のレーダーチャートなどを作って、分析をしていきます。

          【ズルい国会答弁書の作り方: 分析編】

          【ズルい社内誌の作り方】AIを使って60分以内に、13記事を作ってみる。

          【目的と手段】全国の広報担当者にAIを使う手段を提供する <目的>  社内誌を、一人(または極めて少人数)で作っている広報担当職員さんの助けになることを目的にします。 <手段>  GPT4oだけ準備して臨みます。使ったプロンプトもお見せしてますので、僕ので良ければどうぞ使ってください。 <ゴール>  URL/PDF/パワポ/エクセルなどにまとめた元ネタデータをルールに基づいて編集。参考画像もつくる。 <免責>  この記事で紹介する方法はあくまで僕がやってみた実験報

          【ズルい社内誌の作り方】AIを使って60分以内に、13記事を作ってみる。

          【ズルいパワポの作り方】GPT4oに打ち合わせから1時間以内にパワポ提案書まで作ってもらった方法

           今日は、GPT4oに、会議のメモからパワポの提案書を作ったので、その方法を公開&解説します。人が減ってる世の中では、猫の手だろうがGPTの手だろうが、借りれるものは借りて、今日も早帰りしましょう! ・概要 実務で使うGPT4o  今回は、実際に行った業務を解説します。打ち合わせを行い、そこで合意を得た内容を議事録としてまとめ、そのままパワポの提案書にして、提出してクロージングまでしたのでその内容を紹介します。  ・やり方紹介   では早速紹介いたします。今日は、共同

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          【解説】二酸化炭素を1トン減らす毎に、3000円もらえる現実世界でのゲームを始めよう

           本日も人が減っても大丈夫な世界を作るために、取り組んでいる事業の解説になります。  今日はエネルギーチームの新規事業についてです。  今、エネルギーチームは「太陽光やEVを導入して二酸化炭素を減らしたら、お金が稼げるカーボンクレジット」の仕組み(現実世界を利用したゲーム)を開発しています。(※一緒に取り組んでくださる企業様や開発者の方を募集中)。今日はそれについて、説明したいと思います。  まずはSCCのwebページから当社のエネルギーチームの活動をざーっと、ご覧くだ

          【解説】二酸化炭素を1トン減らす毎に、3000円もらえる現実世界でのゲームを始めよう

          【レポート】オードリータンさんの講演が、西海市で開催できるまで。

           2024年2月13日、場所は長崎県西海市の大瀬戸コミュニティセンター。  台湾のデジタル担当大臣である、オードリータンさんにオンラインで「人口減少とAI」のテーマで、トークイベントを開催させて頂きました。  当日はオンラインも会場も満員で、ご来場いただいたみなさまもオンラインでご視聴いただいたみなさまもありがとうございました。  企画も運営も全て自前のため行き届かない点があった点は多数あり、ご迷惑をおかけした皆様には、申し訳ありませんでした。  一方で、西海市という

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          【解説】最初の対象は組織の1割で。推進チームは3名で。

          おはようございます。SCC宮里です。 今日は主に人口5万未満自治体でAIなどの新規事業を考えておられる方に向けて書きます。テーマは組織論です。  〇1割変わればあとは、時間の問題。2割変われば結果は出せる。 〇2:6:2の法則 / 最初の2割ができればあとの6割はついてくる。最後の2割は"対話"でOK。 ご存じの通り、組織を実質的に引っ張るのはまずはトップ2割です。職員としては勇気がいりますが、それで御の字としてまずスタートを切ってもらえたらと思っています。2割が変わ

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          【解説】ばりぐっどくんは、いつ・誰が作ったのか。

           今回は、ばりぐっど / ばりぐっどくんについて、解説したいと思います。 まずは下記のばりぐっどくんの誕生の暦をご覧ください。 ⚪️ばりぐっどの誕生から現在までの暦  2017年 ばりぐっど誕生  ←ここで誕生  2019年 文字起こしばりぐっどくん誕生  ←AIになったのはここ!  2020年 法人向けばりぐっどくん誕生  2022年 お絵描きばりぐっどくん誕生  2023年 自治体向けばりぐっどくん誕生  年表でご覧いただく通り、ばりぐっど&ばりぐっどくんは、AI

          【解説】ばりぐっどくんは、いつ・誰が作ったのか。

          【解説】文字起こしばりぐっどくんが、始まった裏側

           本日は、ばりぐっどくんがAIになったストーリーについて、少しずつまとめてみたいと思います。ばりぐっどくんがAIになった最初の子は「文字起こしばりぐっどくん」です。この記事を書いている時点で287,000人を超えるユーザー様がおられ、いまでも毎日全国から大量の文字起こし依頼を捌いている優秀な子です。  今日はそんな文字起こしばりぐっどくんが、なぜ西海市で生まれたのか、という部分を少し解説させていただきたいと思います。 ⚪️"文字起こしばりぐっどくんは、はじめから自治体職員

          【解説】文字起こしばりぐっどくんが、始まった裏側

          【手記】人をどこまで大切にできるのか/人件費を無形資産で考える管理会計

          ※【手記】は未完のアイデアであり、完成していないメモ書きです。ご了承の上ご覧ください。  人材をいかに大切にできるか、は「人が減っても大丈夫」な社会を目指すチームにとってはものすごく重要。  そのためには、経営者や現場の属人性に頼るだけでなく、「組織として」「オフィシャルに」人を大切にする(給与や待遇をあげる)「根拠」を、そこまで作れるのかは、リーダーにとって非常に重要。  今日はそんなチームリーダーと一緒に考えたいテーマとして「人件費を無形資産で考える会計処理」を考え

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          【手記】AIを使った無形資産のアーカイブ/紙・インターネット、そしてLLM。僕らが死んでも、忘れ去られないために

          ※【手記】は、個人的な感想主体なので、非常に読みにくい点ご了承ください。 【問題認識】忘れられて行くまち、人間の歴史 「文化と歴史の継承のためのリソースを割けない」というのは、どの組織もそう。 【確認】そもそも文化と歴史を残したら、何に役立つのか。 【仮説】自分の人生に意味をもたらしてくれるのでは?他者の認識のなかで、生き続けることができる。 【根拠】なぜなら"知らない"は、"存在しない"と同義。世界の"事実"としては、私は存在したかもしれないが、世界の"認識"と

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          【仮説と思考】r(資本収益率) >g(労働収益率) なの?じゃあなぜ、僕らは働いているの?

           はじめての方は、はじめまして。   いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。  今日は、【r(資本収益率) >g(労働収益率) なの?じゃあなぜ、僕らは働いているの?】について、考えていることを、文字化してみたいと思います。有名な「r>g」の式についても説明を少ししたいと思っています。 【Let's THINKING】なぜ、地域に仕事が必要なの?  『「地域に仕事を増やすべきである」となぜ、考えるのか』、について、2つの出発点(金銭的価値/非金

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          【仮説】その事業は、時間経過とともに、簡単になるのか/難しくなるのか (不可逆性と時間軸)

           はじめての方は、はじめまして。   いつもお世話になっているみなさまは、いつもありがとうございます。西海クリエイティブカンパニー / ばりぐっど大学の宮里です。   今回は、「人が減っても大丈夫な社会」を実現するために間違えるわけにはいかない "事業判断の原理原則"について、できるだけ論理的に、みなさまと確認していきたいと思います。僕も考えながら書くので、ご一緒に付き合ってもらえると幸いです。 【前提認識】時間経過と共に、勝つゲームに参加する。  下記の商品について

          【仮説】その事業は、時間経過とともに、簡単になるのか/難しくなるのか (不可逆性と時間軸)