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余裕あっての焦り 2023年2月18日

スマホやパソコンで「今日」と打つと、予測変換の中に「20〇〇年〇月〇日」とその日の日付が出てくる。便利だと思ってよく使ってる機能なのだけど、それに慣れすぎた結果、先日とうとう大学の講義で配られた紙のリアクションペーパーの日付欄にまで「今日」と書いてしまった。デジタル社会の犬め。


ーー


秋学期が終わった。

正確にはまだあと一つ最終レポートが残っているのだけど、多分それは何とかなるので、終わったということにする。レポートを書く気が起きずぼーっとしてしまうので、せめて文章を書く手を訛らせないようにと、こうして日記を書いているのだ。尚更さっさと書いた方が良いような気もしてきた。

書かずに何をしていたかというと、朝からこの時間まで寝てた。

先日コロ助のワクチンを打ってきたので、ちょっとだるかった。だるさを言い訳にレポートが仕上がっていない。でもいいの。明日の17:00が締め切りだから。それまでにはどうせ終わってるの。未来の自分に託せばいいだけの話。明日までには出来てるから。

締め切りって偉大だなと思う。無かったら一生何もせず人生を終える気がする。


一年以上前に呟いたこれ、今でも共感できる。

私は課題の締め切りが間近に迫るとテンションが上がる。進捗状況に関係なく、「あと数時間で、これ(課題)のことを何も考えなくていい世界に行けるんだ~」と嬉しくなってしまい、嬉しさのあまり集中力がゼロになってしまうのだ。

課題に対してかなりしっかり仕上げないと気が済まないので、自分でも嫌なくらい執着してしまう。それ故に開放感への期待が大きすぎるのだと思う。だから締め切り前になると「いや、あの、全然終わってないじゃん」「ヤバいって」という冷静な感情が隠れてしまうほど嬉しくて、そんな状態で作ったレポートは決まって出来が酷い。この影響は教授らによる成績評価にも顕著に表れており、締め切り直前に私がアンポンタンになるという事実は科学的に証明されている。

これまでのレポート漬けの日々から判断するに、このような精神状態になるのはいつも「締め切りまで24時間を切った時から」だ。つまり、私がこうならずに一定のクオリティを保ったレポートを作成するには、「締め切り前日には提出が完了」していなければならない。嬉しさのあまりとは言ったものの、集中できない背景には多分「提出期限まで一日を切っている」ということへの無意識の焦りがある。焦らないように、頭が嬉しさでいっぱいにならないようにするために、余裕を持って課題を提出するのだ。計画性とかじゃなくて、頭の中を正常に保つために。

「締め切りに迫られた方がちゃんとやる」というのは誰しもあると思うけれど、それがあまりにも直前だと集中力に影響が出始めるんだろうなーと思う。「レポートやばい~」と言ってしまう時ほど実は割と余裕があるのと同じで、「迫られる」というのにも限度があって、迫られすぎると何も手がつかなくなる。余裕あっての焦りなんだと思う。保証があるから安心の中で適度に焦り、集中力を高めることができる。そう感じる人って、私に限らず他にもいるんじゃないだろうか。むしろ人を選ばない真実なんじゃないだろうか。あとこれ、私が締め切り直前にならないと何もしない人間なのがばれてしまうんじゃないだろうか。

大学に入学してから、自分が「余裕を持って課題を出さないとダメなタイプ」なのだと気が付いた。以来、まだ24時間以上ある、という安心感と二人三脚で、私はこれまでの課題に取り組んできた。



さあここで、今残っている最後のレポートの締め切り日と現在の時間を見てみましょう。


提出締め切り:2023年2月19日 17:00
現在時刻:2023年2月18日 18:01


18:01。



一日切ってる。このnote書いてるうちに一日切ってる。


ん~…………














HAPPY★












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