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あぁ明太子。元気の源Hマート!愛しの明太子との再会!!

アメリカ東海岸在住3年目にして、愛しの明太子と無事再会を果たすことができました。2021年3月29日は私の明太子記念日に認定です。

再会場所は韓国系スーパーのHマート。今までアジアスーパーには行ったことはありましたが、アジア全般の品物が限られた店内に所狭しと売っているため、日本の商品や韓国の商品はその一部。

今まで何度か足を運ぶも、明太子などの生鮮食品にあたるものは置いていませんでした。

在米歴が浅いうちは、日本食が恋しいという気持ちはそんなにありませんでしたが、妊娠を機に味覚が変わってしまった事、パンデミックで外食の一切をしなくなったことが重なり、現地の色々なお料理に触れる機会が激変。それに反比例して、和食への執着が高まってしまいました。

私が食べたいのは、明太子。あぁ…食べたい。簡単に食べられへんとなると、余計食べたい。日々膨らむ煩悩。

情報源にしているTwitterには、頻繁に神々しい明太子を手に入れご飯に乗っけているお写真が無情にも何度も何度も流れてきます。その度に心がえぐられる思いです。

あぁ、明太子。(しつこい)

以前記事にした私の好物の納豆ですら、自宅で手作りするようになりました。切り干し大根やふりかけなどの乾物は父が頻繁に船便で送ってくれています。

私が食べたかったのは明太子。夢にまで見た明太子。母の出身地であり、福岡生まれの私には明太子を欲する遺伝子が流れているのでしょう。

この生鮮食品類だけは幾ら食べたいからといって、手作りするわけにはいかず、どうにもなりません。

西海岸のLAなどの地域であれば、日本のものが無い事が無いくらいなんでもそこら中に揃っていることでしょう。いかんせん、私が住んでいるのはアメリカの東海岸。周りに日本人が集まる地域でもありません。

高速道路をぶっ飛ばし、同じ州内の車で30〜40分の距離にある韓国人が多く集まる地域に私のオアシスはありました。その場所は韓国系スーパーHマート。

今までは本場福岡の無着色、無添加「かば田の高級明太子」しか認めない!!となんとも贅沢なポリシーをもって30数年生きてきましたが、売り場で見つけた真っ赤っかの光る宝石20ドルを見つけた時、そんなポリシーは一瞬で小脇に捨て去りました。

やっと出会えた明太子。

お会計を済まして家にある高級こしひかりを炊けば、あの美味しさを味わえる。

明太子のパックを握りしめて、夢にまでみたシーンを想像して売り場で突っ立ったまま心臓バクバク。

一方その頃、私の一世一代のドラマチックな買い物のことなんて知るよしもない運転手の夫。車には乳児の我が子が待っています。

もっともっと店内を探索したいけど、この感動の再会の余韻にひたりたいけど、夫と我が子を車内に待たせているので長居は無用。

一刻も早く帰宅して白ご飯を炊きたいこともあり、最低限の買い物に抑えに抑え、終了です。

帰宅後いの一番に米を洗い、炊く準備完了。そして、我慢できずひとかけ味見。

あぁ明太子!生きててよかった。美味い、旨すぎる。なんやこれ!

米が炊けるまでの間、久々の子連れの外出(車に乗せるだけ)で色々ヘトヘトなはずが、この後待っている至福の時間のカウントダウンに早変わり。アドレナリン出まくりです。用事が捗る、捗る!

そうこうして、我が子の夕食、寝かしつけをサクサク済ませ、早速炊きたてのご飯で明太子の時間。

いつもは一口サイズにカットするところを奮発して一腹ドーンとご飯に乗せる。お茶碗は小さすぎて辛気臭いのでラーメン用のお鉢に炊きたてご飯を山盛りです。

身体中に電撃が走るかと思ったくらいの美味しすぎる衝撃を受けながら無心で貪ること、お米2合半。出汁や梅干しなどの和食が好きな米国人夫にも、体験してもらおうと一口分けるも

「好きではない」

好みによって美味しさを分かち合えない時は寂しく思うこともあります。

いや、明太子に関しては別物。私はよっしゃ!!と心からのガッツポーズ。

わけわけしなくていいのです!お食事中行儀悪いですが、我慢できず、歓喜の舞。踊ったことでまたお腹が空き、また米が進む。エンドレス明太子ご飯です。それが、正真正銘お一人様で心から堪能できるんです!

今もまた高級こしひかりを炊いています。この記事を書き終えたら明太子を腹いっぱい、胸いっぱい堪能しようと思います。


冷凍モノじゃなく、お惣菜コーナーに売ってる方のが美味しいよ!と自らの数々の明太子ロードを経て得た情報を、惜しげもなく教えてくれた友人に心から感謝をして大事に頂きます!!!合掌。




#買ってよかったもの

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